HIV
当事者が休養する2週間で、職場の理解を頂かなくてはなりません。
会社ですので、取締役・工場長・職場の理解が必須です。
この性同一性障害は疾患であり、趣味などではないことをまずお伝えしました。
大学病院の倫理委員会でも手術を認められていることも説明しました。
どうにか多くの方には理解してもらえましたが、一部には理解はできるが
感情的に受け入れに時間が必要と話される方がありました。当事者と同期で
入社した社員さんです。これまでは異性として職場で関わってきましたが、
休養明けには同性として接する・行動する(トイレ・更衣室など)ことに
抵抗というのではない混乱があったようです。
ここには時間を掛けようと考えました。その方が受け入れをしてくださる
までは、別のスペース(トイレ・更衣室)を用意して備えることにしました。
職場ではどうにか理解を得られるように、勉強会を開催させてもらい疾患として
医師である産業医から説明させてもらいました。保健師にも手伝ってもらい
職場の方々からの疑問などを聞いてもらい、個別に返答するようにしました。
つづく