休養中の面談
何回かに分けて、書いていきます。
私には7年ほど前に勉強する機会がありました。
ヒトには生物学的性別(sex)のみならず、自己の性に関する意識や態度といった
心理的社会的性別(gender)がある。
ジェンダーは少なくとも三つの構成要素からなると考えられている。
・gender identity(性同一性あるいは性自己認知)
・gender role(性役割)
・sexual orientation(性指向性)
これらの要素は互いに密接に関連し、影響し合っているが、かならずしも一致している
とは限らない。
その中で、性同一性は、中核的性同一性とも言われ、文字どうりジェンダーの中核部分で
あり、自分がどちらかの性別に属しているという基本的感覚や意識である。この意識は
2~3歳までに形成され、一旦形成されると変更することはきわめて困難であるといわれて
いる。
つづく