HIV
突発性難聴で右側の聴力が大きく低下した女性社員が相談にみえました。
「耳鼻科で治療しても後遺症が残ってしまい、補聴器を利用しようと主治医に
相談しましたが、効果ないって言われました。5件の耳鼻科に行ったんですが
すべてで効果ないと言われて、どうしていいか分かりません。何か方法はあり
ますか?」
専門医から『補聴器が効果なし』と言われて、落ち込んでいる社員を目の前にして
私も一緒に落ち込んではいられません。
「試していないんでしょう、補聴器を。実際に利用してから、だめなら他を考えようよ。
一緒に補聴器を見に行ってみよう」と促しましたが、彼女は乗り気ではありません。
当然ですよね、専門医から効果ないと言われているので補聴器を試す前から(彼女には)
結果はわかっているという思いなんでしょう。
100デシベルでどうにか音が認識できるレベルですので、彼女は高度の難聴です。
私としても、社員が困って相談にみえたので簡単には引き下がれません。
やるだけのことをやってみます。
百貨店の担当者に連絡して、補聴器の説明を聞きたいとお願いしました。
まずは私と衛生管理者で補聴器の説明を聞きに出かけました。
つづく