HIV
休養からの復職ですが、企業側が求める復職と労働者・社員が考えている復職には
大きな差異があるなあと感じることがあります。もちろん、立場が違うため主治医と
産業医の間にも、『復職』に関しての捉え方に差異があるなあと日々感じています。
復職当初から、以前のバリバリ働いていたようには求められませんが、復職ですので
『会社へ行けさえすればいい』というのは認識として少々乱暴なような気がします。
はじめの1~2週間は出勤の練習としても、その後はいくらかでも戦力として業務を
担ってもらう必要があると私は考えています。
企業側と労働者・社員側の復職に対する認識を少しでも近づけることができたら、
復職の準備としても役立つと思っています。もちろん企業によって、社会情勢によって
も復職に対しての考え方が異なります。
復職に対する産業医意見はよく考えて出さないと混乱をまねくかもしれません。