HIV
うつ状態の社員からお聞きした話です。
ひとり暮らしの部屋に帰宅して、夕食の準備をしていると帰りに立ち寄って買ってきた焼きそばの材料と
同じものが冷蔵庫の中に入っていたそうです。自分が夕食に焼きそばを作ろうと考えていたことが誰かに
伝わっているのだろうかと気持ち悪くなったようです。
こういったことが数回あったようで、いっときは帰宅するのが恐くなったと仰っていました。
不思議というよりは恐かったというのが本音でしたと教えてくれました。
あるとき、帰宅するとまた夕食と同じ材料が2回分も冷蔵庫に入っていました。たまたま、財布をみると
同じ材料を購入したレシートが3枚入っていました。同日に同じ買い物を自分で3回行っていたようです。自分で夕食の材料を買ってきたこと自体を忘れてしまって、帰宅後に再び買い物に出かけて、再度材料を
買ってきていました。どうも夕食の材料は自分で冷蔵庫に入れてたようです。
この時から、帰宅時の恐怖心は消えました。