視点の違いが生む行き違い――経営者・マネージャー・社員が一体となる組織をつくるには?

「社長、今日も一人で孤独に頑張っていませんか?」
こんにちは。人が勝手に動く組織創りの専門家・山田裕介です。
- 「最近の若い奴は主体性がない」
- 「指示されないと動かない」
お酒の席や経営者仲間との会話で、
必ずと言っていいほど出てくるこのフレーズ。
かつて売上No.1を獲り続けていた頃の僕も、
同じように思っていました。
でも、新人研修の現場で彼らと真っ直ぐ向き合い、
一人の「親」として自分の家庭を振り返った時、残酷な真実に気づいてしまったんです。
「彼らを指示待ちにしたのは、彼ら自身の資質ではなく、
僕たち大人が家庭で選んできた『関わり方』の結果ではないか?」
1、家庭での「脱・トップダウン」という現実
僕たちの世代(今のリーダー層)の子育てを思い出してください。
自分の子供に対して、
- 「つべこべ言わずにやれ!」
- 「俺の言う通りにしろ!」
と昭和の軍隊のような関わり方をしている人は、今や少数派ではないでしょうか。
むしろ僕たちは、家では
「どう思う?」「何がしたい?」と、子供の自主性を尊重し、
対話を通じて「考える力」を育もうと必死になってきました。
学校教育もそうです。「正解」を押し付けるのではなく、「探究」を重んじる。
つまり、今の若手たちは「自分で考えることが当たり前」という土壌で、
大切に、民主的に育てられてきたのです。
2、会社という名の「タイムスリップ」
そんな彼らが、社会に出て最初に直面するのが、
会社の「指示命令システム」です。
家では「意志」を問われてきたのに、
会社では「手順」だけを押し付けられる。
家では「相棒」だった大人が、
会社では「絶対君主」として君臨している。
この凄まじいギャップに、彼らの脳はフリーズします。
- 「ここでは考えてはいけないんだ」
- 「言われたことだけやるのが正解なんだ」と。
「最近の若い奴」を指示待ちに変えたのは、彼らの怠慢ではなく、
僕たちが会社に持ち込み続けている「古いOS(関わり方)」によるバグなんです。
3、家でのパパ、会社での社長
僕も、一人の息子を持つ親です。家では息子の受験を応援し、
彼の意志を尊重する「令和の親」でありたいと願っています。
それなのに、かつての僕は部下に対して「なぜできないんだ!」と、
昭和の価値観で詰め寄っていました。
家で見せている顔と、会社で見せている顔。
この矛盾に気づいた時、情けなさで胸が締め付けられました。
当時の部下には本当に申し訳ないことをしたなと反省しています。
4、まとめ
もしあなたが「最近の若い奴は……」と口にしたくなったら、
一度、自分の子供の顔を思い浮かべてみてください。
あなたが子供に接するように、部下にも「問いかけ」ができていますか?
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