松尾礼プロのご紹介
“姫路愛”あふれるプロフェッショナルのチームをまとめ、地域の課題解決を目指す(2/3)
専業主婦から大手生保会社のマネージャーに。離れて感じた故郷への感謝と愛情
龍野・出石城主に連なる家系の小出家に生まれ、姫路ふるさと大使を担うなど、生まれ育った姫路を愛してやまない松尾さん。しかし、現在のような形で地域に携わるとは想像していなかったとか。
というのも松尾さんは20代で結婚後、約10年間家事・子育て・介護に奮闘する専業主婦でした。夫の転勤にともなう上京が転機となります。
「東京では主婦も当然のように働いている。私も再挑戦してみたくなりました」
姫路在住時にパート勤めをしていた生命保険会社の支社で仕事を再開。パートタイマー、契約社員を経て4年後に内勤の正社員に。事務構造改革担当時に全社内コンペで受賞後、メガバンクへ出向し銀行窓販の行員指導を担当。グループ会社に戻ると営業部門で活躍する一方、女性活躍推進や地域社会貢献プロジェクトのリーダーなどキャリアを積み、入社から最短でマネージャーに昇格します。
故郷への思いが輪郭を表し始めたのは、会社が副業制度を導入する方針を聞いた時です。多くの人と協働・共創しながら地域貢献できる道を模索した結果、地元の仲間に声をかけ一般社団法人を設立。2021年4月、副業解禁と同時に会社に申請書を提出し、姫路を拠点に会社員と法人理事を両立する日々が始まりました。
「38歳で正社員になり年齢の壁を感じたこともありますが、経験値でカバーできた場面もたくさんあります。独身時代の学習塾勤務やPTA役員、子育て、介護。姫路での経験が、今の私を支える基礎になっているので、少しでも恩返しできたらと願っています」
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