スキップフロアの家/ロフトのある家の問題点/注意点について。
このテーマについては、以前にも一度、書いています。
本の多い人が建てる家(書庫/書斎/図書室のある家)
「本が入りきる本棚なんて無い」という意味のことが書かれているのをみたことがあります。
「本好きの人は収納スペースがあればあるだけ本を増やす」=「結果としてどんなに大きな本棚を作っても本は収納しきれなくなる」・・・という意味でしょう。
確かに、本(雑誌やコミックも含む)は、ちょっと気を抜くと、どんどん増えていきます。
捨てない限り減ることもありませんので、本棚を増やすのは、きりがないのかもしれません。
※空き部屋。壁間距離が短く、重荷重に耐えられそうな空間なので、将来は書庫スペースになる予定です。
私個人は「蔵書家」というものではありません。
今、家にある本で、知的財産として保存すべきものは、殆ど無いといっても良いと思います。
家にある本類には雑誌やコミック、文庫本などがありますが、その殆どは一昔前の価値観でいえば「読み捨てられるもの」かもしれません。
しかし、昔読んだ思い出のあるモノというのは、なかなか捨てられません。
また、意外とこういうものが、再入手困難なものだったりもします。
いわゆる名作、文学作品、有名作品というよなものは再版されることも多く、今後も入手できるかもしれません。
しかし、あまり有名でない作家の本、コミック、お気に入りだった雑誌などは、手放すと二度と入手できない可能性が高いのです。
「今手放したら、二度と読めなくなるかも」・・・こう考えていると、本棚整理は全然すすまなくなってきます。
※家にある40年くらい前のブラックジャック。今売っているものとは微妙に中身が違っているそうです。
価値の高い本を保管する場所でなくても良いから、気軽に読み返しが出来るように保存する場所としての「図書室」が欲しい人というのは、結構いるのではないかと思います。
そこに置くモノは、人によっては本、コミック、雑誌だけでなく、カタログやレコード、CD、ビデオやDVD(意外と嵩張る)、あるいは何らかのコレクションになるかもしれません。
ともかく、
・埃だらけにしたくない。
・日焼けも避けたい。
・気軽に保管して、見たいときにさっと取り出したい。
という、広さが確保されている、ざっくりとした図書室、保管庫が欲しいという人は、結構多いのではないでしょうか。
※部屋に合わせて作成する、オーダー本棚の設計図。
最近では、インターネットや古本チェーン店などで、以前より本の入手は簡単になってきています。
懐かしの本やコミックでも、簡単に、大量に購入することが出来るようになりました。
あとは収納場所の確保だけです。
せっかく家を建てるのですから、納得いくまで収納にこだわってみませんか。
「本の収納に困らないくらい、広い図書室のある家」を考えてみるのも、面白いと思います。
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家を作るときに考えて欲しいことについて、こちらのページに纏めてみました。
テーマ別コラムのまとめ【ペット/寒さ対策/子育て/地震に強い鉄筋コンクリート住宅など】
興味のある分野があれば、是非、目を通して下さい。
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