婚活が人生において必要な訳:人生が、仕事(ビジネス)と結婚(プライベート)の両輪があってこそ だから
バツイチとなった直後は、もう結婚はこりごりって思うのが人間です。ただ、その痛みやしんどさの心の感触が薄れた時に、ふと寂しさや孤独を感じるとき、「再婚」という文字が頭に浮かぶものです。
今日は、そのバツイチさんが、再婚を考えた時の心構えや再婚に向けての対策についてご案内いたします。
バツイチ後に結婚を考えるときに沸き起こる感情
離婚を経験すると、再婚への一歩はどうしても慎重になります。特に30代で子どもがいない場合、周囲から「まだ若いから大丈夫」と言われながらも、自分の中では「もう失敗したくない」
という強い心のブレーキがかかっている方が多いです。そこで重要なのは、過去の経験を重荷にせず、未来を具体的に描けるように準備することです。
人間は経験値が高いほど、それは強みに変わります。バツイチも同じ。その経験から、何を学び、何に気づきそして、再婚の時は〇〇しようというプランが描けていることは、再婚を考える時の大きなアピールになることを覚えておいてください。
以前に、入会して1回目のお見合いで結婚を決めた40代の男性がいました。彼が1回目で決めた理由は、自分が〇〇したいという思いより、お相手に〇〇してあげたい気持ちが強くなったことが結婚の決め手でした。
というのも、彼は、前回の結婚の時に、自分のしたいようにした結婚生活があり、あまりにそれが自分勝手すぎたなという反省があったのです。次回の結婚では、パートナーの喜ぶ笑顔をできるだけ見れるような生活を送ろうと心に決めていたそうです。
そして、1回目のお見合いの方に「この人の笑顔をずっとみていたい」そう感じて結婚を決めたと言われていました。再婚をスタートされるのに、ご本人にとって納得のいくものであり、何よりお相手もそんな風に言われたら幸せですよね。
お相手は、京都から神戸へお嫁にきてくださいました。この決断にも、彼は、とても感激していましたが。お二人で成婚退会の挨拶にお越しの際、お似合いのカップルで笑顔いっぱいのお二人で幸せな気分に私もさせていただきました。
こうやって、彼は、もう失敗しない恐怖と線を引かれました。
では、彼のように素敵なパートナーと巡りあうために必要なことをご案内していきたいと思います。
1. 自分の結婚観を整理する
結婚観や将来プランは、誰にでもあるものです。これは、再婚だからもっちゃいけないとか、100%お相手に合わせないいけないものではありません。
離婚の理由や背景を冷静に振り返り、何が自分に合わなかったのかを整理しましょう。「価値観の違い」「生活リズムの不一致」「将来設計のズレ」など、原因を言葉にすることで、次のパートナー選びの軸がはっきりします。ポイントは、自分を責めるためでなく、再発防止のために「あの結婚生活」を客観視することです。
2. “絶対条件”と“柔軟にできる条件”を分ける
お相手希望がご自身の100%叶う人は、まずいないです。それは、再婚だからではなく、初婚でも同じ。アニメやドラマの世界でそういうタイプの人を求めるのと、リアルな結婚とは、まったく違います。
特に再婚希望者の多くが、条件を厳しくしすぎて出会いを狭めてしまいます。大切なのは「譲れない軸」と「出会ってから考えたい条件」を分けること。
たとえば
「子どもを持つかどうか」「働き方のスタンス」などは軸として明確にし、
年収や趣味の一致などは柔軟に考えると良いです。
3. 恋愛モードより生活モードを意識する
離婚経験者は恋愛感情だけで突き進むことのリスクを知っています。次は、長く一緒に暮らすために必要な生活感や価値観のすり合わせを優先しましょう。交際中から「平日の過ごし方」「金銭感覚」「実家との距離感」など具体的な話をしておくことが、幸せな結婚を築く土台になります。結婚はリアルな場です。ワクワクドキドキの感情が最優先にならないように気を付けましょう。
4. 婚活のステージ選び
バツイチ30代の方は、どこの場で婚活をするかで活動の仕方が大きく変わります。アプリであれば、分母に初婚30代の方が多くいることを視野に入れた活動を考える必要があります。例えば、バツイチだから不利という決めつけから、バツイチになったからこそわかる結婚・パートナーの大事さをアピールするような一工夫がが必須です。
再婚希望の場合、マッチングアプリよりも結婚相談所や仲人型の紹介の方が活動する立場であれば安心感があります。プロフィールで離婚歴がきちんと伝わり、再婚に理解のある相手と出会いやすい環境が整っているからです。また、仲人を通すことで、相手の結婚観や将来像を事前に確認しやすく、無駄な心労を減らせます。
5. 自分の魅力をアップデートする
バツイチの方が陥りやすい傾向として、過去の経験を引きずるというものがあります。ご自身のなかで、「だから・・・」と考えてしまいがちです。
今の自分に自信を持てる時間を増やすことが大切です。外見や身だしなみの改善はもちろん、趣味や学びを通じて生活を充実させると、自然と前向きな雰囲気が相手にも伝わります。結婚のチャンス君は、前髪のみです。通りすぎると後ろ側に掴む髪の毛がありません。前髪を掴むようにするには、常に気持ちを前向きに持っておく必要があります。
6. “二人で築く幸せ”のイメージを持つ
再婚は「欠けた部分を補う関係」ではなく、「新しい幸せをゼロから創る関係」と捉えることが重要です。過去は過去として受け入れ、次の結婚生活に向けて、笑顔で過ごす未来像を描きましょう。
日本では、再婚というと肩身が狭いというイメージがありますが、欧米文化は、何度も結婚して、その時の幸せの形を描き続けています。
アンジェリーナ・ジョリーさん・ジェニファー・ロペスさんは、バツ3
トム・クルーズは、バツ3
少し気楽にご自身の幸せの形をまず考えてみることからスタートするのも良いのではないでしょうか。
メッセージ
離婚は人生の大きな経験ですが、それを通じて得た学びは次の結婚で必ず活かせます。大切なのは、「もう失敗したくない」という気持ちにとらわれすぎず、「今度はこんな夫婦になりたい」という前向きな目標を持って行動することです。
特におすすめは、ライフプランを構築することです。これが出来上がることによって、そのプランへ応援してくださる人を探す一つの道しるべが出来上がります。
そこから、人のつながりができてくるものです。
ぜひ、人生における「離婚」という経験を、自身の強みに変えて次の新たなるスタートを切ってください。
結婚はこりごり…というバツイチの人が再婚に踏み切るきっかけと



