婚活:出会いの数を増やすだけではダメな理由
ご縁というものを仕事にして24年目
神戸の結婚相談所 MMCマリッジマネジメントセンター 仲人自念(じねん)です。
今日のテーマは、
相談所に求められる期待値とマリッジマネジメントセンターの強みをご紹介させていただきたいと想います。
婚活する人の相談所への期待値とは
婚活をサポートするということと婚活を利用しようとする人達の期待値が同じである方が良いのは、最もなことと言えるでしょう。
結婚したいいと思っている人が結婚相談所やプロ仲人に求める期待値は下記のように考えています。
1.信頼性と実績:
•結婚相談所の信頼性や過去の実績は重要視されます。
成功率や成婚実績などが具体的に示される方が期待値は高いです
2.パーソナライズされたマッチング:
•個々の希望や条件に合った相手を紹介してくれることを期待しています。
特に、年齢、趣味、価値観、職業、収入などの条件に基づいた細やかなマッチングが求められます。
3.サポート体制:
•結婚相談所のカウンセラーやアドバイザーによる丁寧なサポートが期待されます。
出会いから成婚までの過程で、適切なアドバイスやカウンセリングを提供してくれることが重要です。
4.出会いの機会の提供:
•結婚相談所を通じて多くの出会いの機会を提供してくれることが期待されます。
イベントやパーティーの開催、オンラインでのマッチングなど、多様な出会いの場を提供することが求められます。
5.安全性とプライバシー保護:
•利用者の個人情報を適切に管理し、安全性を確保することは、期待されます。
プライバシーが守られ、安心して利用できる環境の提供が重要です。
6.料金体系の透明性:
•料金体系が明確であり、追加料金や隠れた費用がないことが期待されます。
サービス内容と料金が適切に見合っているかどうかも重視されます。
7.利用者の声やレビュー:
•他の利用者の体験談やレビューが参考になることが期待されます。
実際に利用した人々の声を聞くことで、サービスの質や満足度を把握したいというニーズがあります。
これらは、婚活をサポートする側では明確にしておく必要があります。
ただ、これらはあくまで活動をしようとする人達の選ぶ基準に過ぎないということも、考えておく必要があります。
MMCマリッジマネジメントセンター の強みは、
私はこの仲人の仕事をして24年目となり、実績を年々積み上げていますが、
出会いの場、紹介の仕方、サービス料金の明確化、安全性とプライバシー保護というものはずっと変らずに提供してきているもので、時代にそう左右されるものではありません。(料金こそ、時代とともに変化していますが)
サポート体制で特化する
そんな中で私が24年前にこのご縁の仕事を始めて大事に考えたのが、サポート体制です。
会員の方の入会から結婚までを一人サポート体制でお世話する
一人の個人事務所として私のライフワークとして仲人という仕事を選び、私がこの仕事を終えるまで変らずこの体制でいこうと決意したことです。
こう決意させてくれたのは、会員の方の「以前いた結婚相談所で傷付けられた」という話を当時よく聞いたからです。
ご縁の仕事は、結婚相手の紹介ということで、人探しをしているように思われるかもしれませんが、
実は、「人の気持ち」という目に見えないものを扱う仕事です。
そこで行われるやりとりは「会話」ですが、実はとても心に深く響くような話も時に交わされていて
慎重かつ丁寧であるべきと私は常々思っています。
時に気を付けてほしいことのアドバイスを伝える場合でも、言葉を選ぶ必要があります。
例えばですが、
人とのコミュニケーションで誤解されることが多い人というのがあります。
これは、決してその人がダメであるわけではなく、言葉のチョイスを間違えているだけなのですが、
それをうまく伝えるのはとても難しい。
その発言があった時にその場に居合わせれば、都度のアドバイスが可能ですが、それは不可能です。
でも、これを伝えないとご縁が繋がっていかないとなれば、
それはどうにかして伝えないといけないのがプロ仲人の仕事です。
一度で伝わらない時には、言い方を変えてみる、例を挙げてみるなど、様々な工夫が必要なのです。
そして、それはいつもより「謙虚であるべきなのだ」とも考えています。
お相手との会話の中で、まさかと思うけど、母親の話などしていないよね、と笑顔で伝え、
デートの時には母親の陰を感じさせないようにすることがあたかも普通であるかのように理解してもらう、
気遣いの固まりのような会話を会員とすることもあります。
こんな会話をお相手としたよね、これはダメよ、なんてことをストレートにいうと傷つく人も出てくるわけで
これでは理解は得ることはできても、これが続くと人間は、「自己肯定感」を失ってしまいかねません。
実際にうまくいかない体験をそれでなくても重ねている人にとって、ダメだしをくらうことは本当にきついことなのです。
そして、そう、そういうことが分かるので、
私は一人サポート体制で仲人を続けています。
もし、私の他に面談を担当する人がいれば、いちいちこういうことのカウンセリングをする必要がでてくるし、
その担当の人が本当に理解したかを確認する必要もでてきます。
そういうことを考えると、
サポートできる人数は限られますが、ご縁を探す段階でこのような傷つきを避けたいと強く思い、
サポートの量産は難しいという結論に行き着いたのです。
一人サポート体制だからの喜び
それから24年ですが、その思いが喜びに変った瞬間が先日ありました。
その会員の方は、実は2回目の婚活サポートでした。
1度目も私がお世話をしましたし、実は離婚の時に私を頼って相談にきてくれました。
その方が離婚の時に、「この結婚は、とにかく結婚したい思いで結婚した気がする」と言われていました。
「2回目は、自分の残りの人生のパートナーを本当に探したいので、よろしく」この言葉通り、今度は、本当に相思相愛のお相手をご紹介できました、喜びは、倍以上で非常に嬉しかったのです。
そして、そのご褒美のような嬉しいことばをその方からいただきました。
それが、
「自念さんほど、親戚以外で自分の人生でお世話になった人はいないし、自念さんでないと婚活を続けてこれなかったと思う。絶妙な距離感でサポートを続けてくれたことを本当に感謝しています。ありがとう!」
一人サポート制でずっと会員の方の気持ちに寄り添い、つかず離れずの距離感でご紹介を続けてきてこと、あの時の選択が間違いでなかったことの実感を得ることができ、また一つの集大成だと自分で自分を褒めた瞬間でもありました。
この仕事は、時間の空いているときに出来る仕事をいう人もいますが、実は24時間ずっと会員のことを考え続けている瞬間もあり、その時は生活のすべてが犠牲になるときもあるのです。
でも、この嬉しい言葉であらゆることがオールOKとなります。
ご縁の仕事とは、気持ちに寄り添い、縁者とサポーターの二人三脚の歩みで、その先にある幸せ探しと私は考えています。
この言葉を頂き、婚活サポーターとしての私の強みはこのサポート体制であると確信しえいます。
婚活で相手をみつけるコツは、実はあなたの心の中にあります
一人で結婚をどうしようかと考えておられる人がいるなら、一度、ぜひお声をかけてください。まずは、お話をしましょう。
結婚相手を探すのは業界のことなどより、大事なのは、これからのあなたの人生をどう彩っていきたいかのあなたのお気持ちが実は一番大事なのです。