コロナ禍で価値観も知らず知らずに変わっている、結婚相手に求めるものにも変化が・・・・
婚活アプリ全盛のいま、結婚相談所で“誠実な出会い”を求める男性が増えています。
相談所での婚活を成功させるために大切なのは、条件ではなく「信頼の築き方」。
仲人として多くの男性会員をサポートしてきた経験から、押さえておきたい3つのポイントをお伝えします。
アプリ婚活が広がる一方で、“信頼できる出会い”を求める男性が増えている
マッチングアプリが一般化した今、出会いの機会はかつてよりも格段に増えました。
しかし一方で、「実際に会ってみると印象が違った」「結婚の意識が低い相手ばかり」という声も少なくありません。
特に30代後半から40代の男性では、仕事で責任ある立場になり、将来を真剣に考えるようになる時期。
“軽い出会い”よりも、“信頼で結ばれる出会い”を求めて、結婚相談所に登録する方が増えています。
とはいえ、結婚相談所の活動も「登録すればうまくいく」というものではありません。
婚活をスムーズに進め、信頼を育むためには、いくつかのポイントがあります。
ここでは、仲人として男性会員を数多く見守ってきた経験から、特に大切にしてほしい3つの視点をお伝えします。
① プロフィールは“印象操作”ではなく、“誠実さの表現”
結婚相談所での婚活では、まずプロフィールが出会いの入口になります。
多くの男性が「どう見せれば選ばれるか」を気にしますが、本当に大切なのは“信頼される内容”です。
たとえば、「休日はスポーツやドライブを楽しんでいます」よりも、
「平日は仕事に集中し、休日はリフレッシュのために自然の中を歩く時間を大切にしています」といった一文があるだけで、
人柄や生活のリズムが伝わり、親近感を与えます。
また、写真も“作り込んだ一枚”より、“自然体の笑顔”が印象に残ります。
「この人となら安心して会話できそう」と感じてもらえることが、最初のハードルを超える鍵になります。
② “条件の合う人”より、“一緒にいて心地よい人”を探す
婚活を始める男性が最初に重視するのは、年齢や居住地、趣味などの条件です。
しかし、実際に成婚する方々に話を聞くと、「最初はタイプではなかったけれど、話しているうちに惹かれた」という声が多くあります。
長く続く関係を築くうえで最も大切なのは、
“会話のテンポ”や“感情の伝わり方”が合うこと。
お見合いの場では、無理に話題を広げようとせず、
相手の言葉に「そうなんですね」「私もそれ分かります」と共感を返すだけで、会話のリズムが自然に生まれます。
“話しやすい”という感覚は、プロフィールでは測れないもの。
それを確かめるためにも、最初の印象だけで判断せず、「もう一度会ってみよう」と思える柔軟さが大切です。
③ “仲人への相談”は、婚活を加速させる最大の武器
男性の多くは、普段から仕事でリーダー的立場にあり、「人に相談する」ことに慣れていません。そのため、婚活中の迷いや不安をひとりで抱え込んでしまうケースが多く見られます。
しかし、仲人は第三者目線やサポーターとして冷静に状況を見ながら、あなたの誠実な誠意を支えます。
「こんなことを聞いたら恥ずかしい」「まだ早いかな」と思うような相談こそ、
実は早めに話してもらえると、解決の糸口がすぐ見つかります。
また、交際中の“ちょっとした違和感”や“次のステップへの迷い”も、仲人を通すことで相手の気持ちが分かることがあります。
婚活を自分ひとりで完結させようとせず、
“信頼できる伴走者”として仲人をうまく活用することが、成功の近道です。
信頼でつながる婚活を、あなたらしく
結婚相談所での活動は、「数よりも質」を重視した出会いです。
お見合いの件数が多ければ良いわけではなく、
ひとつひとつの出会いを丁寧に【育てていく】ことが、最終的な成婚につながります。
また、結婚は“スタートライン”。
理想の人を探すことよりも、信頼で結ばれた関係をどう育てていくか――。
婚活はその第一歩です。
誠実に向き合う人には、必ず誠実なご縁が訪れます。
焦らず、自分らしいペースで、安心できる出会いを見つけていきましょう。



