格上の男性と対等な結婚がしたい。『逃げ恥』が映し出す現代女性の願望と矛盾
厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所が人口統計資料を更新しました。
2015年(平成27年) 生涯未婚率(50歳時の未婚割合)です。
男性23.37%、女性14.06%
2010年と比べると男女ともに3ポイント以上の増加で、結婚離れが急速に進んでいる事が顕著に表れています。
ただ、同時に
2016年 厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所が18~34歳の未婚者を対象に行った別の調査では、
「いずれは結婚したい」と考えている男性は86%、女性89%と、
結婚願望がある人は、9割近い高い水準です。
この二つの調査結果から見えることとして、
結婚したいけど、結婚できていない男女の数を年々増加傾向にあるという現実です。
なぜ・・・・
昭和の時代は、ほとんどの人が結婚をしていました。
30代半ばになれば、夫婦二人で子供二人くらいの家庭が普通の暮らしぶりでした。
でも、この「普通」が今なくなってきていることも、作用しているのかもしれません。
「普通」に結婚しなくてもよいのかもしれない時代に向かっているのか・・・・
そんな風にも感じられますが、実は違う気がしています。
結婚相談所には、毎年、20代~60代の人たちが、結婚相手を求めて来室されます。
そして、やはりみなさんが言われるのは、
このままひとりでは、ちょっと寂しい・・・
これには、何か、心の隙間を埋めたいというか、自分に足りないものをさがしたい・・・
そんな想いが伝わってきます。
やみくもにお相手を探すことにためらいがあるのかもしれません。
婚活という「結婚を前提とした出会い」ということばに抵抗があるのかもしれません。
でも、視点を変えてみると、
お見合もパーティーも、合コンも・・・すべて「結婚を前提」とした出会いの場であることに違いはありません。
だとすれば、
結婚したいというその気持ちに正直に、結婚を意識した出会いの場に参加をしてみてください。
いつまでの、足りないもの探しをしなくては・・・・という想いを抱き続けながら、生活をするよりもずっと健康的なように感じます。
ぼちぼち、結婚しませんか?
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