男性が結婚した方がよい理由
2年前にスウェーデンの研究者Erika Sandow氏が発表した研究結果に、
「通勤時間が45分以上の場合、離婚のリスクが40%。それも、妻より夫の通勤時間が長いほうが離婚するリスクが高い」
こんな発表がありました、
北欧は共働きが日本以上に普通である国。では、日本ではどんな風なことが起きていくのでしょうか・・・・。
まず、日本の通勤時間の「平均」「理想」「限界時間」について。
【自宅から会社までの片道の通勤時間】
●現実(全体平均)=58分
●理想=35分
●限界=86分(1時間26分)
(アットホームの調査より)
今一般的には、40~69分かかる人が約半数というデーターがでています。
では、夫の方が通勤時間が長いとなぜ、離婚率が高くなるといわれるか。
それは、
ちょうど子育て世代の夫の年齢は、会社でも重要な仕事を任せられる年代。
当然のことなが仕事も厳しい。
ハードな仕事を終え、たとえば1時間15分もかけて帰宅する夫。
帰ってからご飯を食べるのがしんどくて妻が食事を用意しているのを知りながら、ついつい外食して帰宅したり、時には会社近くで泊まったりすることもでてくる。休日は、仕事+通勤時間のW負担の疲れを取るため一日中ごろごろとしているので、妻の育児負担は多くなり、それは怒りとなり、増大していく。
「ある日、夫に『こっちだって疲れてるのに頑張ってるの。一日中寝かせてもらったんなら『ありがとう』くらい言ってよ! 』
なんてことで口喧嘩へと発展することもでてきます。
夫は一生懸命働いている。にもかかわらず妻から苦情を言われる。通勤時間だけがそうしたトラブルの要因ではないだろうが、もし、あと30分でも通勤時間が短ければ、その分を子供と接する時間などにすることは可能だろう。
こんなちょっとした行き違いを防ぐために、できることを結婚当初からきちんと話あっていた方がよいのかもしれません。
例えば、普段から通勤時間が長くて疲れているので、週末どちらかはゆっくるさせてほしいとか、
あるいは、
長い通勤時間で頑張ってくれる夫や、あるいは妻に対して
「いつもありがとう」の感謝をきちんと伝えることなど。
案外、口出して伝えることで思いやりの言動が自然と増えてきて、お互いにだんだん寛容になっていき、夫婦仲もなんとなく落ち着き平和な日常の時間が流れるってこと、大いにあります。
日ごろからのコミュニケーションを大切に。
当たり前ですが、つまらないことでの仲たがいによる離婚を回避するためにも心掛けたいことです。
※参照元
・アットホーム「『通勤』の実態調査2014」
1都3県在住で、5年以内に住宅を購入し、都内に勤務する子持ちのサラリーマン583名を対象。
http://www.athome.co.jp/contents/at-research/vol33/
・スウェーデン人による通勤時間と夫婦関係の調査
http://woman.mynavi.jp/article/130826-019/
スウェーデンの研究者Erika Sandow氏が、スウェーデン人約100万人を対象に、1995年から2005年にかけて10年間調査。
プレジデントオンラインニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-00019993-president-bus_all&p=3
(一部プレジデントオンライン