都内の女子大生の理想のライフプランとこれからの婚活
30歳代後半 公務員女性 別居結婚からのスタート
MMCの活動は1年程度でした。お見合いの3回くらい。
そんな彼女が結婚されたお相手は東京の住んでいる北の国出身のサラリーマンの彼でした。
遠距離恋愛は大変で、よく私は東京までいく飛行機に乗る彼女を見送りにいきながら、悩みの相談を受けていました。
最初の悩みが当然、彼が思っているか?
次は、いつプロポーズしてくれるのかな?
そして、どんな風に生活を考えていこうか?
彼女が最初に来られた時、彼女の結婚が公務員を続けていきたい、仕事を続けていきたいという希望をお持ちでしたので、私はこの点を最重要事項にしてご紹介をはじめました。
やはり優先項目が明白に決まると、他の項目は許容を持っていただく必要があります。
何から何まで希望とおりなんてことは、お見合いといえどありません。やはりどこかしら譲歩が必要ですし、だからこそ譲れないものが希望条件になると思います。
これは決して妥協ではなく、幸せな結婚生活を行うための譲歩・許容でありますがここを素直に認めることができる人が、結婚までの近い人です。
この譲歩の中で彼女は遠距離恋愛となりました。私は、この時、遠距離なら彼女が公務員を続ける形でなく、仕事を変えて続ける道もあるし・・・と思っていました。ただ、実際に始まってみると彼女はとてもフットワークが軽く1ヶ月2回程度はデートをし、その他は電話でやりとりととても、よい感じに交際が進み、いよいよ結婚となった時、「仕事は転勤するのかな?」って思っていた私に彼女は「しばらくは別居で週末婚です」と笑顔で知らせてくれました。
私はそれまで、結婚を一緒に暮らす事という枠組にとらわれていましたが、彼女からそのことばを聞いて結婚をしたいと思った二人には、いろいろな選択肢が生まれるのだと改めて教えられました。そして、めでたく結婚をし、週末婚だった二人にやがて、子供が生まれ、彼女は産休・育休を取得し、やっと復帰の目処がたったこの二人。ここでまた、私を驚かしてくれました。今度、彼女は神戸の職場で復帰をし、彼が関西への転勤希望を出しているとか。やはり、力を併せて生きていこうとする二人にはいろんな選択肢があって、その二人オリジナルの形を相談しあいながら作っていくものだなと感じました。
私は彼女を思い出すたびに肩の力を抜くことの大切さを思いだします。彼女は、いつもケセラサラって笑っているところがあったから。
今もきっと頑張っている彼女の拍手です
神戸で婚活を応援している結婚相談所 マリッジマネジメントセンター
結婚カウンセラー キャリアカウンセラー 自念真千子