『帯の雛』 60年越しの夢
年々口コミで周知されてきた『帯の雛』。
当店に持ち込んで頂いた帯でお雛様を。
↑ご用意された数種類の帯です。どの帯で制作するか検討させて頂きました。
本日到着。
今回は一番大きいサイズの京七番親王(きょうななばんしんのう)を2セットご注文を頂き、本日仕上がってまいりました。
↑しっかりとした朱色の帯にて。
渋く凛々しい親王に生まれ変わりました。
↑濃淡のある桃色の帯にて。
昔の帯とは思えないほど、やさしくモダンな親王様に。
共に思い出の帯が素敵な『形』になりました。
涙を流すほど
以前あるお客様がお母さまの形見の帯で制作されました。
そして、仕上がったお雛様をご覧になられ涙を流されたことを覚えております。
家の事情でお雛様を買ってもらえず、ご自身のお雛様をお持ちでなかったようです。
いつの日か自分のお雛様が欲しいと思っていた中、お母さまの形見でお雛様を。
喜びが重なり涙を流されたようです。
やはり、お雛様は女性にとって特別な思いがあることを私は再認識させられました。
箪笥に眠っている帯、職人が息を吹き込みます。
★受付は6月1日~9月30日まで
★制作には約1か月ほどかかります。
★小道具(冠や檜扇など)は付属致します。
★親王台・しんのうだい(下に敷く座布団)はお任せでよろしければサービスさせて致します。