■□余談シリーズ④□■雛人形の講義です(笑)。
10月11日、フェリシモさん運営 しあわせの学校【日本ワークショップ】へ参加させて頂きました。
画像:会場に搬入させて頂いたお人形たちです。窓の外の六甲山が屏風代わりに(笑)。
初めてのお誘いで、内心「何をすればいいのか?」とぎりぎりまで悩みっぱなしでした。
「私に出来ること?」
「ん~、なんやろ」
と、ぼんやりしたイメージのままどんどん時間が過ぎて行き、開催4日前から物置部屋に机を運び、自分を缶詰め状態に。
学生時代の受験勉強以来の閉じこもり(笑)。
普段、人形を販売している私は、『サイズの説明』、『価格の説明』、『人形の説明』、など幅広くご案内させて頂いています。
しかし今回は『人形の説明』に集中しなければなりません。
普段は『お客様がここまで知りたい』範囲の説明。
どこか自分への甘えがあり、お客様からよく聞かれる質問だけをピックアップしての商品説明。
本物の千問店(専門店)を目指しているのであれば、このままじゃいけない。
仕事のコツを覚えてしまって、七百問店くらいの妥協(笑)。
やはり千問店を目指したい。
今回はそのコツを取り外し、『人形の説明』に集中することを課題に。
いざ開催し、しどろもどろながら雛人形、市松人形のご案内。
自分の講義内容が何点だったかわかりませんが、全力投球させて頂きました。
ワークショップ終了後、能楽の講師たちによるデモンストレーション(実演)でした。
21階からの景色が背景となり、妙にマッチしていました。
お雛様の五人囃子でもおなじみの小鼓。
恥ずかしながら初めて実物をみました。
実際音を鳴らすのは、かなり難しいようです。
今回のワークショップで、楽なほう楽なほうに向かおうとしている自分をを引き戻し、自分の目指すべきところを再認識させて頂きました。
36歳 江戸唐音 まだまだ精進致します。
ご来場の皆様、フェリシモスタッフの皆様、この度はありがとうございました。
追記:後日アフターレポートの動画が配信されました♪