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ケースいろいろ♪   【いろいろ話 破魔弓編③】

江戸唐音

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テーマ:羽子板と破魔弓

男の子のお正月の魔除け、魔を破る弓「破魔弓」(はまゆみ・破魔矢(はまや)ともいいます)。

前回の「矢尻いろいろ」に引き続き、今回は本体を引き立たてくれるケースについてです♪


破魔弓の種類①
一般的な黒塗りケースです。
デザイン的にも中身が引き締まり、種類としては一番多く制作されております。

破魔弓の種類②
木目のぼかし塗です。

木目に濃淡をつけクリアをかけて光沢のある艶を出しています。
木目と艶の相性が良くなんとも高級な感じがします。

破魔弓の種類③
檜の無垢材です。
黒ケースとは対照的な白木なので和室、洋室にも合いそうです。
檜のケースにもクリアをかけて艶を出しているタイプもありますが、こちらはクリア無しで質感まで伝わります。

破魔弓の種類④
越前塗のケースです。
黒塗りケースの殆どは合成漆の「カシュー漆」ですが、こちらは近年では珍しい本漆を使用しております。
色艶は群を抜いております。

破魔弓の種類⑤
銘木「黒檀」ケースです。
業界には「黒檀塗り」「黒檀柄」と言う黒檀の木目を模倣しているタイプもありますが、こちらは塗ではなく実際に「黒檀」です。黒檀塗でも十分に美しいのですが、やはり実物の黒檀は「重厚感」や「質感」に重みがあります。
価格は、ケース類の木材の中では最も高いです。特殊ケースを除いて、私の知るところでは(笑)。

この他にもケース職人が工夫していろんなケースを作り、主役の破魔弓を存分に引き立ててくれています。

ケース一つをとって見ても奥が深いです。




住所:神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
営業時間:10時~19時
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音 
HP :http://www.hukujungo.com

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「どう選べばいい?」「価格の違いは?」「片付ける時の大きさは?」「流行りは?」など、全ての「?」を取り除きます。職人の「こだわり」を分かりやすくご案内し、人形選びの楽しさをお伝え致します。

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