『どういうことやねん!!』 的な花火たち(笑)
人形屋さんって夏場何してんの?
とよく聞かれます(笑)
地域、風習、によって様々ですが、当店のように夏場に「花火」「純国産竹うちわ」をご販売するお店、「盆提灯」や「掛け軸」を販売するお店。完全休業するお店などなど様々です♪関西ではどちらかと言うと人形屋は玩具花火を販売しているお店が多いです♪
代表的なのが大阪の松屋町ですね。夏場になると人形屋街から花火屋街にかわります(笑)
今回ご案内させて頂くのは当店一押しの「純国産竹うちわ」です。
渦巻きうちわ (四国丸亀)
片面には渦巻きの手漉き紙を用い、裏面には別名、蜻蛉(かげろう)の羽根と呼ばれつ世界一薄い和紙を用いております
渋うちわ (四国丸亀)
柿の渋を塗りこんで仕上げるうちわです。強度を高め、風合いも味のあるデザインになります。手間のかかる日本古来からの製造方法です。種類によっては「網入り」と言って、竹骨に糸を編みこみさらに強度を高めた仕立てもあります。使用直後は柿渋の臭いが気になるかもしれませんが、使っているうちに臭いも飛んでいきます。
落水風車うちわ (四国丸亀)
蜻蛉(かげろう)の羽根と呼ばれ、楮(こうぞ)を原料とした和紙では世界一薄い和紙を用いたうちわです。しかも人間国宝 濱田幸雄氏の漉いた(すいた)和紙です。
風車も手編みの竹細工でできており、しっかり回ります。
楽竹うちわ 四国丸亀
らくちくうちわと読みます。和紙ではなく布を張っています。柄のセンスもよく当店人気商品です♪
注目は柄の部分ですストッパーが付いており、煽ぐ際かるく握ってお使いいただけます。よく出来てます。
※手作り制作のため画像作品は参考までに。この他にも色、デザインの異なる品がございますので、お気軽に見に来てください♪
↓余談ですので時間のある方はお読みください(笑)
近年、うちわの殆どがプラスチック製となってしまっています。
一部竹うちわが販売されているのですが、その殆どはコストを抑えた中国製となっていいます。
当店でお取り扱いさせて頂いているうちわは「純国産竹うちわ」のみに限らせて頂いております。産地は、うちわのメッカ「四国丸亀」、水うちわで話題の「岐阜うちわ」をメインでご販売させて頂いております。
毎年うちわの職人さんとお話しをさせて頂くのですが、中国製やプラスチック製に押され「うちわ=安い」というイメージが根付いてしまっているようです。実際私も初めて丸亀を訪れた際、「高っ」という印象を受けました(笑)
しかし、何人かのうちわ職人さんとお話をさせて頂くと、「この価格でも食べていけない」というのが実情のようです。
昔の私は恥ずかしながら「売れたらいい」という意識で「安くてそれなりのモノ」を仕入れの際探していました。
しかし、いろんな職人さんから「こだわり」を伺い、風合い、質感、デザイン、仕立て等を知っていくことで「いいものを販売したい」という意識に変化していきました。
そして、その職人の「こだわり」をお客様にしっかりとお伝えできる店にしていく。
まだまだ精進致します。
兵庫県神戸市中央区雲井通5丁目3サンパル1階
電話番号:078-221-1992
e-mail :info@hukujungo.com
担当 : 江戸 唐音
HP :http://www.hukujungo.com