職業病かな?人形見本市へ出陣です(笑)
つい先日、岡山にお人形の仕入に行ってきました。
長い付き合いの取引先です。そこの会長さん(立場上一番偉い?)に会うのを毎年楽しみにしてます。
とても穏やかな方で、「こんな年の取り方をしたいなー」と思いたくなる方です。
わたしが初めて仕入に行った時も、
江戸:「この商品3本ください。ん~、やっぱり5本に」、
会長:「あんまり無理せんで、3本にしとき。」
当時経験が浅く、3本にしようか、5本しようか迷っている時に少ない数量を勧めてくれました。
通常、作る側は一つでも多く注文を取りたい物ですが、この言葉は当時の私は印象的でした。
その他、今回も会話で、
江戸:「会長、いつも穏やかですけど、従業員を怒ったりしないんですか?」
会長:「怒らんな~、逆に私がよく怒られてるわっ ハハハっ」
会長:「昨日は、従業員の女の子に、弁当買ってきてって頼まれたしな~ ハハハっ」
江戸:「ストレスとかは溜まらないんですか?」
会長:「溜らんようにしとる、何でもなるようにしかならんから、悩んでもしょうがないからな~ ハハハっ」
人形のことはもちろん、人生についても勉強になります。
会うと元気をもらえる。こんな会長のように穏やかな人になりたいものです。
いつも販売員をしている私も、仕入れの時は「お客」の立場となります。仕入れ先で素敵な対応をして頂くとどうしても真似をしたくなります。「福順号」も素敵なお人形を揃えるのは勿論のこと、プラスアルファとして、店に来て頂いたお客様に「この店に来て、元気もらった」とか「楽しかった」とか、そんな店になれたらな~と思います。
そうなるにはもっともっと精進せねば(笑)
ちなみに会長さん、お雛様用の衣装生地の一部を手芸用に販売し、義援金に送っているみたいです。ん~、見習わなくてはm(__)m
噂の会長です(笑)お茶目です♪