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線香花火の話〈神戸・福順号〉

江戸唐音

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テーマ:花火とうちわ

線香花火
線香花火には大きく分けて二通り有ります♪

一つは紙で火薬を巻いたタイプの『長手牡丹(ながてぼたん)
』、もう一つは藁の先に火薬をつけた『スボ手牡丹』が有ります。

東日本の方には『長手牡丹』、西日本の方には『スボ手牡丹』が馴染みがあるようです♪

実際、御来店いただく年配の方のほとんどは『スボ手』をお選びになります♪
最近ではスーパー、量販店さんで売られているセットものに入っているのが、長手牡丹(中国製)が殆どなので、初めて当店へお越しの若いお客様が『スボ手牡丹』を見て、「なにこれ?」と聞いてくる方もいます(笑)

ちなみに、スボ手牡丹の中国製、日本製もありますし、長手牡丹も中国産、日本産が有ります。
「中国産、国産どっちがええの?」
と、お客様に良く質問されるので簡単に(^^♪

中国産の特徴

長所:とにかく安い。100円前後で20本~50本
短所:玉が落ちやすく、最後の「散り菊」を見れ無い場合がある。



国産の特徴

長所:玉が落ちにくい。起承転結がハッキリしてる『蕾』→『牡丹』→『松葉』→『散り菊』(火の形をこのように例えるみたいです)(^^♪ 特に線香花火の醍醐味である『松葉』は方向にむらが無く綺麗です♪
短所:中国産に比べ価格は高め。(高い分値打ちは有りますけど♪)
皆様もこの夏、色々な線香花火を見比べてみては(^^♪


追伸、線香花火もっと詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E9%A6%99%E8%8A%B1%E7%81%AB


追伸、画像の国産の長手牡丹は「巧(たくみ)」と読みます。以前「とら」と読んだ方がいます。確かに見ようによっては(笑) 使用している和紙が淡い色をしています、綺麗です。使うのが勿体ないような・・・(笑)


追伸、私流、線香花火を楽しむコツは、『ゆったりとした気持ちでする』かな(笑)


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江戸唐音(販売職)

福順号

「どう選べばいい?」「価格の違いは?」「片付ける時の大きさは?」「流行りは?」など、全ての「?」を取り除きます。職人の「こだわり」を分かりやすくご案内し、人形選びの楽しさをお伝え致します。

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