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コラム

睡眠時無呼吸症候群の治療について

睡眠時無呼吸Q&A

2012年9月27日 / 2012年9月30日更新

耳鼻咽喉科 藤木クリニック 院長の藤木暢也です。

 今回は、睡眠時無呼吸症候群の治療についてお話します。

 睡眠時無呼吸症候群の治療法は、狭くなっている部位や無呼吸の程度(重症度)によって、勧められる治療法が異なりますが、次のような方法の中から選択することになります。

1.減量
 肥満が無呼吸の原因の一つと考えられる場合には、ダイエットによる治療効果が期待できる場合があります。

2.横向きに寝る
 舌が落ち込むことによって無呼吸が起こっている場合は、仰向け(仰臥位)で症状が強くでることが多いため、横向きに寝ることによって、症状が軽くなる場合があります。

3.歯科装具(スリープ・スプリント)
 下あごを前に出すようなマウス・ピースを作り、装着して眠ることにより、舌が落ち込むことを軽減し、無呼吸を改善します。ただし、中等症以上の方は、この治療のみでは不十分なことが多いです。

4.手術(鼻腔形態修正手術、咽頭形態修正手術、他)
 鼻づまりが原因となっている場合、鼻中隔彎曲症や肥厚性鼻炎、慢性副鼻腔炎や鼻茸(ポリープ)などいった疾患がある場合があります。このような場合には、鼻腔形態を修正する、鼻中隔矯正術、鼻甲介切除術や、副鼻腔炎手術の適応となります。また、アレルギー性鼻炎で鼻甲介が腫れている場合、粘膜照灼術といった鼻甲介の粘膜を焼く手術の適応となります。
 また、口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)が大きく、咽頭が狭くなって、無呼吸になっている場合、口蓋扁桃摘出術や軟口蓋形成手術の適応となる場合があります。

5.経鼻的持続陽圧呼吸装置(nCPAP)
 現在、最も効果があるとされる治療が、CPAPです。寝ている間に鼻マスクをつけて、息のつまり具合に合わせて、空気を送り込むことにより、無呼吸を改善します。この治療を続けることで、睡眠時無呼吸による心臓病のリスクを低減させることができることがわかっています。難点は、器械を装着しない場合は無呼吸が改善しないため、ずっと使い続ける必要がある点です。

以上、どの治療法を選択すべきかは、医師の診断・検査が不可欠です。お近くの専門医に受診していただくようにお願いします。

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