無垢材を床板に使う健康上のメリットとは?
【いつでも動かせる小型パネルの木製デッキ】
部屋を広く見せるコツのひとつにリビングとバルコニーを(できるだけ)同じ高さにする方法があります。
当然バルコニー側の方が低いのでデッキ材を持ってきて高さを調整します。
戸建ての場合は、何の制約もありませんが、マンションの場合はバルコニーが共用部であること。
大規模修繕時にはバルコニー床も防水調査の対象になることから、床に固定するものは禁じられています。
【杉の赤身に専用(?)の木材保護材を塗った木製デッキ】
デッキ材には樹脂製や人工木材的な商品も流通していますが、日差しが強く長く当たる部位(たぶん、東南側~西側)については基本的には熱をため込む素材は避けた方が賢明です。
天の高い位置からじりじりと日差しがバルコニーを焼き続けるから熱せられるのですが、木製であれば日が陰れば、木に溜まった熱がすぐに冷めていくので夜、バルコニーが暑くありません。
マンション生活の夏は、ただでも外壁に溜まった熱が夜になると室内に放出されるのに、窓を開けて風が通るバルコニー床に熱が溜まっているようではWパンチです。
【エアコンの室外機カバーを木製で作らせていただきました】
【かぶせて置いているだけなのでいつでも簡単に動かせます】
バルコニーに木製デッキを採用された方が視覚的に次に気になるのは、エアコン室外機です。
今回は植木鉢や土のたっぷり入ったプランタンを置きたいというご希望でしたのでかなり頑丈に作りました。
素材と保護材は木製デッキと同じものを使いました。
室外機からは一年中かなりの期間、空気が噴き出ています。なので、半端な太さだと木が反ったり割れたりして、植木鉢などの重量に耐えられなくなったら大変ですからね。
【収納付きの木製ベンチも作らせて頂きました】
収納容量を考えると少し大きくなりましたが、おそらくバルコニー左端の空間に南北方向に置かれるのではないかと思います。こちらには北西側にもう一か所バルコニーがあるので、今のところ洗濯物はそちらで干されているそうです。
ですから、(座卓の)ダイニングからはガラス越しに野趣あふれるナチュラルな景色がいつも目に入っています。
これぞ、木のある暮らしの総仕上げって感じですね。
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