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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

森の木立をイメージしたリ戸建リフォーム、無垢材が良い色になっていました!

2016年5月21日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 森林浴 健康

コラムカテゴリ:住宅・建物


【床と階段には無垢の杉板を貼りました】

2014年の春、スキップフロアの中古戸建を古木や杉でリフォームさせて頂いたお客様宅に久しぶりに行ってきました。
普通の2階建のU字型階段は一回の折り返しで済みますが、斜面地に立ったこの住宅は、上まで上がるのに折り返しが2回あります。


【一気に昇降する階段の高さがこの程度だと、物を持った時は楽ちんですね】

玄関を入って、ダイニングにいくのにひとつ下がります。仮に中1階と呼ばせて頂きます。
2階に行くまでにいわゆる中2階があるタイプです。各階の構成は以下の通りです。
1 階:キッチンとダイニング
中1階:浴室、洗面所、トイレ、リビング、玄関
中2階:クローゼット、和室6帖
2 階:洋室8帖、和室6帖
個室のプライバシーが優れる反面、LDKが分断されるというのがお客様の判断でした。


【森や林の木立をイメージするのに色んな古材を使いました】

壁を抜いて、古木で格子をつくることでダイニング・キッチンとリビングの視界を繋ぐことにしました。
階段裏の天井部にも色んな古木を使って雰囲気を出しました。
壁を取ったことで面積以上に広くなったと喜んで頂きました。えっ? 冬はどうなるかって?
もちろん、サッシのガラスにはスペーシアという最強の断熱ガラス、玄関は木製ドアでつくりました。


【杉の床板や古木もいい色になっています】

完成した時点では、なんとなくなじんでいなくて白けたような印象がありましたが、丸2年を経過すると、無垢材の持つ艶や味が出てきました。10種類以上の古木を使いましたので、色の変化もまちまちですが、不思議になじんできます。


【1階のダイニングから見た写真です】

1/Fゆらぎの法則というのをご存知ですか?
縦と横にきちんと並んだ規則的な格子よりも、間隔や前後の位置がある一定の幅の中で少し不規則な方が、人は癒しを感じることができるという理論です。
もちろん、これらの無垢材もまだ生きている木です。湿気を吸って膨らんだり、反ったりするのです。
また、このように全てを新建材で施工すると、換気不足などでシックハウス症候群になるリスクもありますが、自然素材を多く使うことで本当の健康住宅に近くなります。
あなたも自然素材を見つめなおしてみませんか?

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