熱中症搬送、高齢者多く!
【中桟ありの細長の木製内窓】
【施工前の写真】
少し形の変わった木製内窓ですが、施工前の写真を見て頂くと、このような形になったのがお分かりいただけると思います。
窓の上部が引違い窓、下がFIX部です。こんな場合、上と下を分けて形状を考える場合もありますが、今回は細長いのでFIX部も含めた2枚引違い窓にしました。
【木の窓枠を付けた状態】
既存のアルミサッシを見て頂くと、上の引違い部と下のFIX部を繋ぐアルミ枠の幅(高さ)がかなりあることにお気づきだと思います。また、右上に換気小窓がついています。
いつもなら、木製内窓にも同サイズで換気小窓をつけるのですが、お客様が不要だと言われたことと、デザイン的に中桟の高さを考えるとすっきりしないの2点でこのような木製内窓になりました。
【普通にすれば枠が当たるはずですが一工夫しています】
角度が90度未満のコーナー部に直角の窓枠をつけるには一工夫必要ですよ。普通にすれば枠はつきません。
木材で作ることを日常にしている私達や大工さんですから、現場をぱっと見ただけでどうすればよいのかわかるのです。
メーカーの既成物の樹脂窓では、たぶんきれいには収まらないし、収まっても1回では済まないのでしょうね。
メーカーの既成品は特注を嫌います。特に既製品を専門に扱う業者さんほど、道具も持ってないし、ノウハウもありません。つけやすい所しか受注しないのです。
【壁が斜めなのがよくわかりますね】
実はこの窓の向こう側は廊下で、しかも目の前がエレベーターなので人の出入りがとても多いのです。
20階建のマンションですから、朝の通勤通学時、ごみを出す日はざわざわしている時間が相当長いのです。
夜遅く帰宅される住民の方も当然います。
内窓をつけると、寒さや結露対策だけでなく、防音効果もかなりのものです。
それに型板ガラスが二重になるので、人影の写り方もかなりましになりますので、ご主人さんの安眠が妨害されることもないんです。
きっかけは結露や寒さ対策でも、私たちに相談してもらえれば一石二鳥で他の課題が解決することもありますよ。
週末は神戸や大阪でも雪予報です。
この機会に、窓や床の寒さ対策を天然木リフォームで考えてみませんか?
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