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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

ご高齢の母さまの為に木製内窓を採用されました!

2016年12月31日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 木製二重窓

コラムカテゴリ:住宅・建物



11月初めの現地案内会にお越し下さったM様ご夫妻は70代です。
93歳のお母様と同居でこの8月に戸建てからアルテピアに引っ越して来られました。
ご高齢になればなるほど、風邪は引きたくないのは当然です。
ある程度リフォームされたマンションを買われてその後キッチンの入替をされたのだそうですが、想像以上に結露がいやで対策を探しておられたところにうちのチラシをご覧になったのです。


モデルルームの部屋の暖かさと結露のないのがもそうですが、木製内窓の手触りが冷たくないこと、見た目のグレードが高いことが評価されて採用して頂きました。
木製内窓と木製枠は栂でつくります。ヒノキ並みに硬く、木目が和風っぽくありません。
洋風建具と言っても違和感はありませんよ。


マンションの窓は部屋の広さが少しでも違えば、微妙に違うので全窓、丁寧に採寸しなくてはいけません。
まず工房で窓ごとに上枠、鴨居、左右の方立を作ります。
下枠の鴨居は古い枠を解体して入れ替えます。なぜなら結露で傷んでいることが多いからです。
左右と上は2種類の厚さの違う木を強固に繋いだ窓枠を大工さんに現地で施工してもらいます。


住んでいる方は大半ご存じありませんが、古い窓枠がきっちり直角にはまっていることはありません。
膨らんだり、垂れたり、左右中心と上下が違っているのは当たり前です。
プラマードなどは既存の枠を使います。ふかすことはありますが、傾きや膨らみは矯正できませんので、不十分な状態でつくことが多いのです。まあ、簡易式で安価なので仕方がありませんね。


当社の木製窓枠は大工さんの技術で修正しながら完成させます。
これでコンクリート壁からつたわる冷えを遮断します。
次に出来上がった窓枠の採寸をしてそれそれに木製サッシを工房で製作します。
ガラス仕様は複層ガラスを標準にしていますが、高層階などで風が強く相当冷えそうなときは、ガラスグレードを上げる時があります。横から見てもさほどの出っ張りではありません。
古いサッシも隠れるし、暖かい、結露が出ない、美しいの3拍子揃いますよ。

こんな特許取得済みの木製サッシの施工例はこちら→http://forestreform.co.jp/products/prd02/

床からの冷えを止める杉の置き床生活施工例はこちら→http://forestreform.co.jp/products/prd01/

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