木製二重窓の特許取得、置き床生活の特許出願
【左がダイニング、右がリビング部】
須磨区妙法寺にあるマンション、つい最近、フル改装されたお客様宅で、杉の置き床生活のご注文をいただき、工事を完了させて頂きました。
リビングダイニングには真新しいカーペットが敷きつめられていましたが、今回のご依頼はダイニング部分に置き床生活を…ということでした。
実はリビングダイニングの一部というのは初めてでした。狭い、広いにかかわらず、空間ごとに施工させて頂いていたのです。
【廊下部と和室に接しています】
杉の置き床生活は、いまあるフローリングやカーペットを剥がしません。
また、接着剤やクギ、ビスを使いませんので、マンションの管理規約に触れないだけでなく、大きな音やほこりを立てにくい工法です。
水濡れなどの緊急時には、簡単に外せるだけでなく、引っ越しの際には次の住まいに持って行くこともできる超ロングライフ商品です。
現在、特許申請中の四方雇い実工法で、小型パネル(約900×450)を連結し、最後に壁際を幅木で押さえて固定します。
置き床生活は、上層が15㎜の兵庫県産杉板、中層が固定用の4㎜合板、最下層が床からの冷えを遮断する遮熱シートの3層構造です。
表面は、杉の香りを閉じ込めてしまわない米糠油を塗っています。お手入れは水拭きだけで大丈夫です。
杉の香りは、人をリラックス(副交感神経優位)に導くだけでなく、ダニの行動抑制に効果があることが実証されています。
【大工さんが雇い実を施工中です】
置き床生活の施工ポイントは、工事を始める地点の設定とラインを通すことがスタートになりますが、この雇い実の微妙な硬さにあります。ゆる過ぎては、住まい手が生活する中でパネルが動いて隙間ができてしまいます。
なので、硬めの雇い実をコツコツと入れて、パネルを寄せていくところにプロの技が生きてきます。簡単に入ったものは簡単に抜けるというのは道理です。カーペットの表面を掃除機で吸いながら、作業を気長に続けます。
【廊下側から見ました。木目が綺麗です】
お客様からは、部屋が明るくなったと喜んでいただいています。
無垢材の表面は、人の目に有害な紫外線を反射させずに吸収する効果があることは、無垢家具のホームページによく書かれています。
また、普通のマンション用フローリング(ウレタン樹脂塗装)は、夏になると湿気でベタベタベタして不快ですが、杉の置き床生活は表面ばかりか、通気性のある遮熱シートを通して、パネル下の湿度もコントロールする優れものです。
【2㎝の段差を解消するスロープ敷居】
置き床生活は厚さが僅か約2㎝ですので、ドアやフローリングの建具に当っても、その下部を2㎝カットするだけで対応できます。天井高の低めのマンションでも施工可能です。
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