築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
家具屋さんでテーブルやテレビ台をしっかり選んだのに、いざ納品されたら「大きすぎた」と後悔したことはありませんか?
家具は住む人の個性と嗜好を表すインテリアであると同時に、使ってこその“道具”でもあります。
よく使い込み、馴染んだ家具は、自分の一部のようになってきます。
でも、部屋の大きさにマッチしない家具はだんだん嫌になってきます。
なぜかって?
生活するうちにモノが増えてくるからです。最初から大きめの食卓やテレビ台を入れてしまうとこうなるのです。
お店のショールームは広いので寸法以上に小さく見えるのです。
【当社のパートナー(株)藤本林業所に展示された無垢材。奥の右から2番目の杉板を予約しました】
戸建てと違って、マンションのリビングダイニングは狭いのが普通です。
ようやく最近、大手外資家具メーカーがマンション用の家具を作り始めたとか。
遅きに失した感はありますが、マンションを意識した商品開発は大歓迎です。
但し、パーツを自分で組み立てるのが基本なので、“丈夫さ、長持ち”という点では、あまり期待はできません。
それに小さめのラインナップがひとつ増えた程度で、フリーサイズではありません。
【第1号モデルルームの食卓テーブル。狭いので750×1350㎜としました。少し小ぶりながら存在感があります】
上の写真は、私たちが実際に4年近く使った杉の無垢材のテーブルです。
コップなどを置いた時、輪染み(わじみ)がつかないように、表面にクリア塗装をしています。
無垢材の呼吸をさまたげず、表面を保護する“浸み込み系”の塗装です。
このテーブルは、来春結婚する息子の新居へ行くことが決まっています。
「表面がキレイになるなら、使いたい。」と息子の彼女が言ってくれました。
もちろんキレイになりますよ。
天板の表面をグラインダーで少し削って、クリア塗装をすれば、同じ木目が現れて新品同様になります。
素人でもできるのは、無垢材ならでは!
普通の家具は傷つきにくい塗装をしてありますが、この塗装も年月が経つと剥がれてきます。
特殊な剥離剤で元の塗装をはがし、表面を少し削り、色を塗り、再び塗装するので、専門家に出さなければなりません。
【予約していた杉板で作ったTV台。何とも言えない美しさと迫力です】
TVも大型になってきました。家具屋さんで大型TVに合うサイズのTV台を探すと、大きいので壁面全体に圧迫感が出ますね。引き出しなどを作りこむと一枚モノの野趣あふれる雰囲気が出ないこと、奥行感がなくなるので脚だけにしました。
テレビの周りにあまりモノを押し込むのはやめましょう。
【TV台の脚。おしゃれでしょ?まっすぐではなく、下が細くなっているのがミソです】
テレビは静電気で埃を吸い寄せるものですが、無垢材は静電気を寄せつけないので、梅雨どきでも表面がべたべたすることがありませんので掃除がとても楽チンです。
水拭きでOKです。最近のテレビは超薄型なので、杉のぬくもり感を妨げることはありません。
【伸縮する金属脚に、杉の無垢板で作った天板。白い壁のマンションにしっくりきます】
800×1400サイズの天板にしました。手にモノを持ってもカニ歩きしない寸法です。
サイズオーバーの食卓は実際以上に部屋を狭くさせます。せっかくのマイホームが台無しですね。
普通は脚も木で作りますが、家族の成長に合わせて高さ調整できることを優先しました。
それに白塗装の脚は周囲の壁になじんで圧迫感がありません。それに予算の節約にもつながりました。
「普通の大きさ」のマンションに住んでいる方、無垢材で自分好みのフリーサイズテーブル等を作ってみませんか?
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