マンションの壁に杉板を貼ろう!
【北側寝室、アルミサッシの温度が1.8℃ 窓際で寝るのは禁物です】
快適な睡眠、眠りがほしいと思っている人がたくさんいます。
そういう私もその一人です。58歳になりましたが、元々短時間睡眠で足りていたのが、余計に短くなってきたような気がします。歳を取ると寝るのにも体力がいるという表現を使う人がいますが、要するに若いころのように連続で長時間の爆睡が出来なくなっているだけなのです。
一方、若い方でも色んなストレスで、なかなか寝つけない、眠りが浅いと悩んでいる方がとても多いのです。
【北側寝室、窓ガラスの温度4.6℃ アルミサッシの方が寒い!】
私は2つの方法で快適な睡眠を確保しようとしています。
ひとつめは、敷布団、掛布団、枕をいささか高級ですが、気に入ったものに買い替えました。
50歳代になって初めて買い換えましたが、とても気にいっています。羽毛布団の通気性はなかなか素晴らしい。
でも、睡眠不足の方は、だいたい寝つきが悪いんですね。
寝酒はだめですよ。酔いに任せて寝入っても、あなたの肝臓がアルコールを分解するために夜通し働いていますので身体は体力を使っています。長時間寝れるときもありますが、その割にスキッとしないのです。
ストレスで眠れない方は、悩みの元が分かっていてもどうにもならないことが多いのですが、ストレス(緊張)で身体の筋肉が硬くなっています。足先が冷たいのもそのせいです。
軽くマッサージや鍼灸治療で身体の血流を回復して、ゆっくりお風呂に入るのがベストです。
自分の経験上、治療の後はすこしぬるめの方がよいと思います。
【北側洋室、無垢の木枠の温度12.6℃ この差はすごいでしょう?】
ふたつめ、部屋がある程度暖かいと、案外すんなりと眠れます。暖かいリビングだとうたたねしますよね。
寝なさいと言われて寝室にいっても、部屋が寒くてなかなか寝つけないのは皆さんも経験済みだと思います。
では、どのようにして部屋を温めるか、です。
暖房器具で温めるのが一般的ですが、石油ストーブやガスストーブを夜通しつけておくのは危ないので無理です。
エアコンは安全ですが、空気が乾燥するので嫌ですね。湿度調整付きのエアコンもありますが、高価ですし、自分に合うかどうかわかりませんよね。
それに寝付いたときは暖かくても、一番冷えるのは明け方ですから、そこまで暖房効果を持続させるのは上記の暖房手段ではしんどいですね。
【当社オリジナルの木製内窓&木製窓枠(特許申請中)】
そこで、暖めるのではなく、部屋を冷やさないということがポイントです。室内の暖かさを逃がさずに外からの冷気を遮断するのです。
冷やさない第一歩は、窓を二重にすることです。
ガラスを高断熱のものに替えても効果はありますが、周囲のアルミサッシが外気の寒さとの橋渡し(熱橋)になるので、部屋側に内窓を作ることが最良の手段です。素材は、木製がベストです。
当社オリジナルの木製内窓は、建具部分だけでなく、窓枠のアルミも木で覆いますので、壁と室内を完全に遮断します。効果が絶大です。流通しているのは樹脂窓が多いのですが、熱伝導率は木には敵いませんし、製品寿命も気に比べると格段に短いのです。無垢材は樹齢の2倍持つと言われていますから。
【当社オリジナルの杉の置き床生活 商標登録取得済、実用新案申請中】
次に、床からの冷気を遮断しましょう。マンションのコンクリート床には断熱材は入っていません。
クッション付のフローリングやカーペットのフェルトにも遮熱機能はないのです。
戸建は最近でこそ基礎断熱という手法がありますが、大半は風が通り抜けるので冷えまくりです。
それに、案外知られていませんが、床暖房はマンションの場合、後付けはできません。
そこで、当社オリジナルの遮熱シートを組み込んだ「杉の置き生活」がおススメです。
いまある床を剥がしません。接着剤やクギ、ビスを使わずに幅木で固定します。場合によっては、別の部屋に移設することもできます。杉は微細な空気室の多い構造になっていますので、室内の空気をキープすることに優れています。
こうして、窓と床を構造躯体と遮熱することによって、部屋全体の断熱性を高めることができるので、どうしても寒い時は寝る前にエアコンを少し使うだけで、朝方まで快適に眠ることができます。
ちなみに、自宅兼アルテピアモデルルームでは、昨年のようにとても寒い日の明け方でも北側寝室の最低室温は約14℃ありました。当然、寝る前も無暖房です。
皆さん、高断熱リフォームで快適な睡眠を確保して、風邪ひきや肩こりの少ない冬を迎えましょう。
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