インテリアは、建具(ドア)のデザインが決め手!
【穴の開いた扉】
築20年以上経過しているマンションにおじゃますると、扉や壁に穴がちょこちょこ開いているのに遭遇します。
壁は石膏ボードですから、子供が少し強くたたくだけでも穴が開きますが、扉にそんなに簡単に穴が開いていいのかなと思っています。
マンションの廊下は特に狭いし、角のある少し重い物をこつんと当てただけでスカッと突き刺さるようにめり込みます。
扉を交換しないできれいに直すには、似た柄の建具大の薄板を建具屋さんで貼ってもらうのですが、引き取り→加工→吊り込みになるのでそれなりに費用がかかります。
【杉の横板貼りの室内扉】
それならもう少しお金を出して付加価値のある扉をと考えたのが、この杉の扉です。
付加価値とは何かということですが…
① 2㎜強のベニヤの化粧単板貼りから厚みが10㎜以上の無垢板になるので頑丈。
② 化粧単板は表面が剥がれたり、湿度でベタついたりする経年劣化をするが、無垢扉は硬く美しく、経年美化するので一生モノ。釘やビスも自由に打てます。
③ 自然の調湿作用で、特に夏の室内湿度を和らげるので、エアコンもよく聞きます。
【縦スリット入りの杉の扉】
これは2002年に東灘区で中古マンションを買ったときに作った杉の扉です。
横板貼りに縦スリットもいいでしょ? 写真は2010年、売りに出した時に撮った写真です。
比較写真がありませんが、当初白っぽかった杉板が赤く艶っぽく変わり、良い感じです。
それにこの時初めて分かったのですが、扉表面に埃がつくことがありませんでした。
無垢材は静電気を発生させないのです。
【洗面所に付けた杉の扉】
マンションでは新築分譲時に、洗面所の扉をオプションにしていることが多かったのです。
アコーデオンカーテンや普通のカーテンを吊っているお部屋が今でもたくさんあります。
それに洗面所は水を常に使うところですから、湿度調整する杉の無垢扉ははまり役です。
【洗面所と台所の間の杉の引き戸】
一番多くの水を使う浴室とキッチンに挟まれていますが、杉の調湿力は半端ないですよ。
マンションでは床壁に自然調湿力を持たせることが、一年を通じて快適にすごす秘訣です。
ただ、部屋を仕切るだけの扉に無垢材仕様でこんな快適機能を付加するのはどうですか?
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