マンションの浴室暖房乾燥機、「つかない」と言われてもあきらめるな!
それは漏水事故が起こった時の早急な対応です。
マンションも24、25年くらいたってくると漏水、水漏れのリスクが高まります。
一番多いのは、ジョイントに使われている銅管が古くなって穴が開くピンホール現象です。
これは生活者の使い方がよいとか、悪いとかいう問題ではありません。経年劣化です。
【下地が濡れてひどいことになっています】
しかし、漏れた時に早急な対応をするかしないかで、階下の住民の方に対する被害が変わります。
台所の配管が漏れたような場合は、本人が先に気が付く可能性が高いので階下に水が浸透するようなケースは稀です。自室の台所やLDが濡れるだけで済みます。しかしながら、それ以外の場所で漏れると本人では気づかないときがあります。階下の人が異変に気がついて連絡がきます。コンクリートは水を通すんです。漏水は、給水管か、排水管のどちらかです。給水管の場合は、水道メーターが回っていますので元栓を閉めれば被害の拡大は止められます。
そんな時加害者の対応で周りの評価が変わります。
【一見すると、さほどひどくないように見えますが…】
直ぐに管理人室に連絡をして、水道業者を呼んだときはこうなります。
「マンションだから、お互い様よね。すぐ、動いてくれて助かったわ!」
階下の人は、迷惑だとは言わずに感謝すら口にします。
なぜなら、いつ自分が逆の立場になるかもしれないことを知っているからです。
次に火災保険の手続きを速やかにすれば、さらに高感度は増すのです・
【たまたま下地に使っていたコルクが濡れてひどいことに…】
問題は漏水の処理を放置した場合です。仕事やパートなど、自分の都合を優先する人がたまにいます。
これは最悪の結果を招きます。
「すぐに修理の手配をしてたら、うちがこんなにびしょびしょにならなくて済んだのに」
「あの人、自分が加害者だという意識がないなんて非常識よね。感じ悪い!」
「挨拶にもこないのよね」
「家具や荷物の移動で大変だったんだから、手伝いにも来ないで」
実際に上から水漏れがあるとこんなことが起こります。
① タンスや家具がずぶぬれで傷む。
② 洋服が濡れてカビだらけになる。
③ 壁に使われている石膏ボードは水に弱いので膨らむ。
④ クロスやソフト幅木が濡れて剥がれる。
⑤ 床のフローリングはベニヤ板なので水に濡れて膨らむ。
⑥ カーペットや畳が濡れて、なかなか乾かない。
⑦ 濡れた水分で室内の湿度が以上に上がり、エアコンが効かない。
【被害者は、連続するところはすべて直してほしいと…】
もっと、深刻なことがおこります。
① コンクリート戸境壁と石膏ボードの間に水か溜ると、乾きにくくカビの温床になる。
② カーペットが濡れて室内湿度があがると、ダニの活動が活発になって咬まれる。
③ 濡れた石膏ボードの性能が劣化する。
さっさと対応しておけば、良いのに被害者の気持ちはどんどんエスカレートします。
「損害を受けたところは、根本的に直してもらわなくちゃ」
「弁護士に相談しようかしら」
被害額はどんどん増えることになります。本来、この手の処理は火災保険の範囲です。
加害者の火災保険、マンション管理組合が加入している保険で何とかなるのです。
でも、このように放置して被害額が膨らむと保険金額では足りなくなることもあります。
【万が一の水濡れでも、手早く移動できる杉の置き床生活】
皆さん、水漏れ処理だけは何をさておいても最優先で対応してくださいね。
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