築140年超の古民家改修、古さに合わせて板材を選ぶ
【完成した洗面所のスギの置き床生活】
過去のモデルルームでも洗面所には杉板を貼ってその暖かさやサラサラ感は納得していましたが、置き床生活は、何となく居室や廊下玄関が中心でした。実は水トラブルの心配を漠然としていたのです。
でも、4/4のコラムもでご披露しましたが、急な漏水時の対応が問題なくできたことで、私の気持ち的にも安心してお客様におススメできるようになりました。
簡単に言うと、幅木をはずせば置き床生活は迅速に取りはずすことができるということです。
火災保険を使えば全額補償されますが、早めに対応すれば再利用も可能です。
【施工前の普通の洗面所】
きっかけは、マンション1階にお住いの奥様が冬場に足元が冷えるというお悩みからでした。
洗面所は、歯を磨く。洗顔する。お化粧する。ドライヤーで髪を整える。洗濯をする。脱衣をする等、意外に立ちっぱなし時間が長いのです。まして、1階となると土間コンクリートからの冷えが直接伝わります。
【浴室の入り口と廊下からの入口から施工します】
このマンションは、浴室と洗面所及び廊下と洗面所がバリアフリーでしたので、高さの調整が必要でした。
しかも、洗面所の入口引き戸と浴室の引き戸を取り外しできるように考えておかなければなりません。
そこで、廊下からの入口はスロープ敷居とし、ビスで取り外しができるようにしました。
浴室の入り口はフラット敷居で、ここもビス止めにしました。
【くさびで置き床生活を詰めていきます】
杉の置き床生活は、既存床に置いて連結するだけなのでポイントが決まって敷きつめが完了したらくさびで詰める必要があります。その上から木の幅木で押さえます。
先日、施工が終わってから奥様の感想を伺いました。
お風呂上りの素足感がとても気持ちがよくて、洗面所空間の冷たさが緩和されたと喜んで頂きました。
それに、洗面所はマンションの中では、非居室扱いです。従って、フローリング禁止のマンションでも施工は問題ありません。洗面所が寒いという話は頻繁に聞きますから…
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