ふとん収納畳ベッドと御簾戸

髙岡恭平

髙岡恭平

テーマ:マンション アンティーク家具


【御簾戸を開けた向うには、杉の置き床生活と桐の引き違い戸】

洋服掛けばかりで押入の少ないマンションのために考案したのが、弊社オリジナルのふとん収納畳ベッドです。
最近は必ずしも表面が畳でなくてもよいのではないかと考え始めていますが、マンションの南北の通風のために採用した御簾戸ととてもしっくりくるインテリアになったとお客様から褒めて頂きました。


【このふとん収納畳ベッドはお客様用です】

70㎡前後のマンションの場合、洋室は狭くなりがちですが、透過性のある御簾戸をうまく使えば、明かりも漏れて圧迫感がなくなる効果があります。しかも、閉めていながら身の丈高さで風が感じられるのは、暑い夏の夜でも涼風感が気持ち良いのです。


【底は杉のスノコで、通気性も十分です】

冒頭の写真は初期型です。杉の無垢材で一体施工しましたので、よっぽど広いエレベーターでないかぎり、引越し屋さんに手運びしてもらわなくてはなりません。
そこでエレベーターにも載せられるように改良したのが分離型です。しかし、室内の乾燥によってはふたの框部分が反る欠点が明らかになりましたので、更にふたを改良しました。



【ふた全体でかぶせるようにした最新のふとん収納畳ベッド】

デザイン的にもとてもすっきりしましたが、無垢材ゆえにふたが重いので素材を変更中です。
桐の併用で約10㎏近くあったのが、半分くらいになりました。これなら、腕力のない方でも安全に物の出し入れが出来そうです。

マンションは洋風だから…とお考えの方、畳や古建具は意外に新鮮なインテリアになりますよ。

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髙岡恭平
専門家

髙岡恭平(福祉住環境コーディネーター)

森林浴生活株式会社

暑くない・寒くない・湿気ない...おまけに結露やカビもない。外気温に左右されない健康と家計に優しい断熱リフォームが得意。スギやヒノキ等の天然木は断熱・調湿効果に優れ、住まいの温湿度を快適に保ちます。

髙岡恭平プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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