木製二重窓の特許取得、置き床生活の特許出願
横尾団地(神戸市須磨区横尾)は、専有面積の割に居室率のよい各部屋独立型の3・L・DKなのです。
しかし、O様のご要望で、DKと隣接する和室をワンルームにして機能的でおしゃれな改装をしようということになりました。
【工事直前の部屋の様子、ここから荷物の移動が始まりました】
O様にはここ1年で2回の工事を頂いており、今回が仕上げの3回目となります。
DKの窓は栂製の木製二重サッシで、結露がバッチリ止まる当社自慢の商品です(特許申請中)。
今年の1月に施工させて頂きましたので、冬と夏を経験していただいています。
モノが片づけにくいDKを隣の部屋と一体で美しく機能的に仕上げるのです。
【食器棚が置いてあった壁がスパッとなくなりました】
横尾団地の間仕切り壁は、紙(段ボール)で作ったハニカム(蜂の巣状)を石膏ボードで挟んでいます。
30数年前に神戸市住宅供給公社(現在はなくなりました)がこれを採用したのは画期的ですね。
防音効果と壁の強度を上げることが狙いだったと思います。
電気配線は天井から下りてきています。特徴的なのが、配線が塩ビ配管の中に入れてあることです。
以前、同じ工事をしているので、電気配線を逃げて電動丸のこで、スパッと切りました。
【DKと和室の天井高さが違うので少し垂れ壁を残しました】
【DKと和室ではコンクリートスラブ面で約40㎜段差があります】
中古マンションの天井や床工事は、高さや凹凸(フリクといいます)をどうフラットに納めるか、割り切って区切るかが永久の課題です。仕上がった時に如何にしっくり来るかがポイントです。
大工さんはこの部分にとても神経を使います。会話を聞いていると1㎜、2㎜それ以下の数字が飛び交っています。大工さん、よろしくお願いします。
【さあ、これは何のためにしている工事でしょうか?】
和室があった床には断熱材を敷き込んで、杉の置き床を敷きつめます。
DK床のクッションフロアとも高さを合わせて施工します。
さあ、お客様が住みながらの改装工事、いよいよ大工工事は中盤戦に差し掛かります。
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