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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

整理整頓の第一歩は、押入れの改造から!

2013年8月31日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 収納家具

コラムカテゴリ:住宅・建物



【見事に機能的に分けられた押入れ】

マンションに住んでいる人の大半の方から、「収納が少ないから」「モノが多くて」という言葉をいつも聞いています。でも、押入れの中には何が入っていますかと、お尋ねすると、「…いろいろね」と何やら一生懸命に思い出しながら話される方が多いのです。

多分、棄ててしまってもかまわないものがそこそこあるんだと思います。

この写真の押入れ、一見なんの変哲も無いように思われるかもしれませんが、とんでもない力作なのです。何が力作かと言うと、どこに何をしまうかが完璧に決まっているところがすごいのです。
基本構想は全て奥様が考えられました。素晴らしい!!



【2段のパイプハンガーと奥の可動小物棚】

2段のパイプハンガーなんて特に珍しくもないのですが、実はそれぞれの高さに秘密があります。
上段パイプは大人用、下段は3歳の息子さん用なのです。
この時期の子供さんの服は実はとても多いのです。しかも、元気盛りですから、1日何回洗濯をするか…タンスにしまう暇がないのです。
それから、もうひとつは3歳用なので、高さが低くなっています。
子供さんが自分で服を取れる、大人用の長い丈の服も邪魔にならない、W効果があるのです。



【縦仕切りは杉の積層板、可動棚受けレールは埋め込みです】

無垢材ではありませんが、杉の積層板でもとてもよい香りがします。
レールは何気に埋め込んでいますが、なかなか細かい作業で、棚板を入れた時にとてもすっきりします。
押入れは見えないところだから何でもよいという方は、おおむね片付けが下手です。
奥のベニヤ板は、元々の中断をはずした後があるので後でクロスを貼って仕上げます。



【見えないところもしっかり支持固定します】

このものいれ部分は3段に分けました。下段が旅行に使うスーツケースなど重いもの。
中段は敷き布団、掛け布団です。上段はその他諸々の小型のモノを…上段・中段の総重量はさほどではありませんが、想定外の重量がかかってもよいように合板を貼ってしっかりビスで固定しています。

マンションでは、奥行が900前後あるものを押入れ、600程度をクローゼットと呼んでいるような気がしますが、収納改造計画は不要なモノを捨てるには最高のチャンスです。
皆さんも一度、考えてみませんか?

こんなマンション収納改造計画に興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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