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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

森林医学の実験結果をマンション生活に活かすPart1

2013年4月6日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 森林浴 健康

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 糖尿病 食事糖尿病 症状糖尿病 予防


【グレーシィ須磨アルテピアⅠ番街】

爆弾低気圧(?)がすぎれば、穏やかな春になってくれるのでしょうか?
それにしても、今年は例年より一日の寒暖差が激しく、原付で通勤している私にはとても悩ましい春です。

しかも、杉床と木製二重サッシでぬくぬくのわが家と違って、事務所は午後しか日が当たらないコンクリートの箱です。外はポカポカと暖かいのに、中では未だに暖房を付ける始末です。
コンクリートの蓄熱性が恨めしい今日この頃です。


【山梨県北杜市高根町 清泉寮の森】

森林医学という言葉をご存知ですか?
森林医学は、森林浴がなぜ身体に好影響を及ぼすかを、視覚・触覚・臭覚・聴覚の4分野に分けて実験し、その謎を解明しようとするものなのです。

フィールド実験では、生活習慣病患者を森で歩かせたり、のんびり座ってすごさせただけで下記の効果が表れました(実際に、開業医の中には薬を使わずに森林療法と運動療法で治療される方が出てきています)。

① 高血圧患者の大幅な症状改善
② 高コレステロール患者の数値低下
③ 低コレステロール患者の数値上昇
④ 糖尿病患者血糖値の大幅な低下
⑤ ストレス性疾患患者の症状軽減
⑥ うつ病患者の抑うつ傾向改善


【木目と香りが人を快適にする杉の床】

さらに詳しく彼らの生理的データの測定をしたところ、下記の副交感神経活動の活性化要因が現れました。副交感神経優位とは、眠る・食事を取る・休むなど、身体がリラックスする状態を言います。

 血中、唾液中のストレスホルモン(コルチゾールなど)の低下
⇒ストレスホルモンが増えると無気力になります。

 収縮期(最高)血圧、拡張期(最低)血圧の低下
⇒特に高血圧は脳疾患の引き金になります。

 脈拍の低下
⇒脈拍が上がってドックンドックンするのは気持ちが不安になりますね。

 脳血流動態の沈静化
⇒脳が休んでいる状態です。

 ナチュラルキラー細胞活性値の増加
⇒がん細胞を撃破するシーンをテレビで見ましたが、感動的でした。

 脳波測定で、α波の増加
⇒目をつぶった時にでる脳波です。

 心拍数の安定
⇒体中にコンスタントに血液が送られます。

このように生理的数値が健康改善を証明しているのです。
次は、森林の中の「何」がこのような影響を及ぼしたのかを解明する段階です。
医学博士たちは、人工気候室内で森林浴現象を視覚・臭覚・触覚・聴覚の4分野で再現解析したのです。


【グレーシ須磨アルテピアⅢ番街 弊社モデルルーム】

森林浴生活では、その再現解析した健康改善結果をマンション空間で有効に活用します。
① リビングで快活に過ごすには? 
② 寝室では如何にぐっすり眠れるか? 
③ 子供がどうしたら勉強に集中できるか?
④ 仕事から帰ったON・OFFの切り替えをどうしたら速やかにできるか?

次回からは、4分野の実験結果について詳しく述べていきます。

こんなマンション生活の中で積極的な健康快適を目指すことに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームで体験したい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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