築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
1972年の5月に新築されたマンションのフローリング工事がスタートしました。
今年の4月末で丸41年になりますが、とてもしっかりした構造で、あの阪神大震災の影響が微塵もありません。コンクリートの間仕切り壁が、耐力強化につながっています。
床を剥がしても小さなヒビすらありませんでした。
工事前の床は、コルクを2枚張りした上にクッションフロアを貼ったものでした。
いつ施工されたのかも不明で、しかも上からはその厚みがはっきりわかりません。しかも接着剤がしっかりついていたので、剥がし終わるまで大変な労力を要しました。
今回貼るのはマンション用の直貼りフローリングです。LL-45等級をクリアしたもので、各社のデータよりその厚さを検討して選びましたが、なんとかしっくり収まりそうです。
と、いうのもDKにはいるドアがバリアフリーになっていたので、分厚すぎるとドアの下に当る可能性があったのです。
直貼りの場合、難しいのは、コンクリート床の凹凸(レベルの差)がめくってみないとわからないということです。床面が露わになって初めてレベル調整をするので、ここが大工さんの腕の見せ所です。
次に難しいのが、床材を貼るときにドア枠や流し台の際(きわ)が、まず直角がでないことです。
長年の使用によるものなのか、以前の業者さんの施工具合なのか、論じても仕方がないのですが、微妙に床材を斜めに切らないと収まらないところが多いのです。
後は幅木と玄関框の交換ですが、これも解体して初めて様子がわかります。
今回の幅木は、コンクリート壁の下に埋め込まれていたので市販の幅木では収まらず、急遽、出幅に合わせてスギ材で作ることにしました。
無垢材で何でも作ることができる当社ならではの技です。
今回の改装は無垢材云々のご要望ではありませんでしたが、当社の技術が活きました。
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