築140年超の古民家改修、古さに合わせて板材を選ぶ
【杉無垢の親子ドア 神戸市須磨区横尾 H様邸】
先日、杉の木壁を貼り終えたH様邸にようやくドアが入りました。
元々、横尾団地のドア枠はペンキ塗りでしたが、一旦、少し濃い目のダイノックシートを貼った上に、リビング側は杉の薄板をかぶせて仕上げました。
【ドアをつける前の杉の木壁】
濃い木目のダイノックシートがはっきりとわかりますね。
マンションの壁に木を貼る場合、2通りの考え方があります。
1.単独の壁としてデザインする。
2.今回のようにドアと一体でデザインする。
縦貼り・横貼りにかかわらず、私がこだわるのは・・・
板のラインを合わせること
極力、連続した板を使うことです。
工業製品は、みな同じなのでどの板をどこに持っていくなどという考えは不要ですが、無垢材は木目や節が固有のデザインなのでこだわって作っています。
【玄関側から見た写真です】
実はまだドアのレバーハンドルが入荷していなくて年明けにつけて仕上げになります。
杉の赤身を多く使った木壁は、北欧調の家具に合うとH様から言われました。
私がときどき立ち寄るat‘s三宮店(http://www.ats-collection.com/)も北欧から輸入した古い家具を再生して販売しています。
杉の赤身と木壁とこれらの家具を合わせると、室内インテリアのランクが上がったようです。
また、無垢の木目や節を眺めたり、その香りを嗅ぐと心身がリラックスする効果のあることは、森林医学の分野でも知られています。
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マンションに無垢の木壁を施したい方は是非ご一報ください。