築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
いつも無垢材を扱う私ですが、特殊(でもないかな…?)なご要望を受けることがあります。
例えば、壁面に照明や自然光の陰影効果を求められるときは、平らな板材ではなく、ナグリという方法で木の表面をランダムに削って凹凸感を出します。
【スギのナグリ材を正面から見ました】
【スギのナグリ材を横から見ました】
また、無垢材に塗装をしてほしいと依頼を受けることがあります。
木製サッシの場合はさほどでもないのですが、床や壁の無垢材に塗装をしてしまうと、杉や桧の香りがなくなってしまうのであまりやりたくはないのです。
でも、マンションにはオーク(こげ茶色かな?)の色調もたくさんあるのでそんな方には色味を調整して塗装した無垢材を使うことになります。
無垢材に塗装すると不思議なことが起こります。普通、色は塗料で決まるものですが、無垢材に塗装すると色は木の肌で変わるのです。
同じ杉でも木によって微妙に変わります。まして、同じ塗料を杉と桧に塗ると質感が全く別物になります。
ですから、お客様にはまず一応の目安で見本を見て頂きます。次に、今度は実際に使用する無垢材に塗ったものを再度確認してもらっています。面倒なのですが、私には必要な手順なのです。
人間の色の識別はどんなコンピュータ-よりも精巧なのでいい加減にはできません。
木目をできるだけ見せるためには、一旦拭き取ってから乾かします。自然乾燥させるのですが、場合によっては1週間くらいそのままにしておきます。
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