グレーシィ須磨アルテピアⅢ番街の夏祭り、大盛況!
築50年の鉄筋コンクリート住宅につけた木製二重サッシ
最近の新築マンションは昔に比べると躯体の工法と住設機器が飛躍的に進歩しました。
また、最近ではウナギの寝床ではない間口の広いタイプが増えているのも購入者には嬉しい点です。
躯体工法の改善点はアウトポール設計が増えて、室内の天井に横たわる梁が少なくなったことです。
元々、マンションはトイレや洗面所、台所の配管ダクトが天井に出てくるので、どうしても天井裏を通す戸建住宅のように室内空間はスッキリしないのです。
住設機器ですが、くず野菜を粉々に砕いて排水溝に流せるディスポーザーは、戸建住宅にはあまりみられません。臭くなるなまゴミを室内に置かなくてよいのはとてもナイスです。
また中高級でそこそこの規模になると、空間に合わせた特注の洗面化粧台が標準仕様になっているなど、戸建を上回る設備がマンションでは見られます。
間口が広いのは中古マンション生活者には悔しい点ですね。
欲しければ、住み替えするしかありません。
隣の部屋を買い取って、壁に通路をつけるなどという暴挙は許されませんからね。
本題に入りますが…
私が新築マンションの内装がベストではないといったのは、上記以外の点です。
ずばり、床・壁・天井の仕様には全くお金をかけていないのです。
歩くとふわふわして、家具を置いたら沈むクッション付のフローリングがベストですか?
コンクリートの冷えで冷え性の女性はずっと悩んでいませんか?
壁面に釘も打てないコンクリート壁がベストですか?
重いものを掛けられない石膏ボードの間仕切壁がベストですか?
平米あたり数百円の安物のビニールクロスがベストですか?
部屋を仕切るだけのドアがベストですか?
大半の新築マンションは、床・壁・天井にはほとんどお金をかけていません。
新築マンションは、価格と立地と設備だけで売り込んでいるのです。
でも、人はリビングダイニングや洋室で一番長い時間を過ごします。
くつろぐ、対話する、眠るという大切な空間ですよね。
だから足元の床は健康管理とインテリア面で重要だと思いませんか?
壁は、収納が少ないマンションでは、物を掛けられるオシャレな垂直空間として大切です。
天井は、人がくつろぐ時の姿勢、寝転がるときに必ず目に入る場所です。
真っ白な無機的な天井は人をイライラさせる要素がありますよ。
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