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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

自然由来音を聞いて集中&リラックス

2012年7月5日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 森林浴 健康

コラムカテゴリ:住宅・建物


庭先にきてびっくり
冬のウグイスです。

自然由来音とは、川のせせらぎや野鳥などのさえずりのことですね。
一時、脳科学ブームでした。脳をこんな風にうまく使うと、仕事の効率がよくなって老化が防げるとかなんとかでしたね。
今日は脳波に注目したいと思います。

α(アルファ)波
肩の力を抜き、目を閉じて安静にしているときに現れる。目を開ければ普通は消えるが、集中しているときは目を開けていても現れる。

β(ベータ)波
目覚めていて活動しているときに現れる。ストレス波とも呼ばれ、休む暇もなく緊張状態で活動している人は常にβ波が多く現れる状態が続き、体調を壊すもとになりかねない。

θ(シータ)波
浅い睡眠状態、深いリラックス状態の時に現れる。

δ(デルタ)波
ぐっすり眠っている時に現れる。

γ(ガンマ)波
怒っているときや興奮しているときに現れる。

これらからわかることは、人間は起きて活動しているときにα(アルファ)波がでるととてもよさそうですね。
つまり、人間の脳は目を閉じて安静にしているとき以外でも、日常的にα(アルファ)波が出現しやすい環境をつくれば、集中とリラックス出来ることになります。

副交感神経を刺激してα(アルファ)波を出しやすい状態とはどんな環境でしょう?
以下の3つが代表的です。

①音楽療法(クラシックや軽音楽)
②川のせせらぎや野鳥のさえずりをに耳を傾けているとき
③針葉樹のさわやかな香(フィトンチッド)を嗅いでいるとき

好きな音楽を聴くことがデータ的には一番効果があるようですが、②と③はいずれも森林にある自然由来のものです。

私はスギやヒノキ(針葉樹)の香りのする事務所でいつも野鳥のCDをエンドレスで流しています。
音なのに頭に入ってきても仕事や読書の妨げにはなりません。とてもはかどります。
皆様も一度お試しください。

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髙岡恭平

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髙岡恭平(森林浴生活株式会社)

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