料理を美味しく撮りたい方へ・・・

宮本博文

宮本博文

テーマ:広告写真 フード

お料理の撮影で特に気をつけていることは、【料理長の念い】です。
どのような思いでお客様に届けていらっしゃるかを先ずお聞きしながら撮影を進めます。
テクニック的には次の点を考えながら整えていきます。

1. ライティング
自然光を利用すると美味しそうに見えやすい。窓際の柔らかい光がベスト。これをストロボ光で演出していきます。

2. 構図・アングル
真上から、斜め45度、真横の角度の見せ方に違いがあります。

3. 盛り付けと背景
料理が主役になるように、シンプルな背景やお皿を選ばせてもらいます。同時に、木製のテーブルやナチュラルな布を背景にすると温かみが出ます。殆どの背景は自社で準備し持ち込みます。

4. カラーバランスとコントラスト
赤・緑・黄色など鮮やかな色を意識すると美味しそうに見えます。

5. フォーカスとボケ感
背景をぼかすことで料理が際立地ます。スマホなら「ポートレートモード」を活用してみましょう。

6. 加工・編集
明るさや彩度を少し調整して、実物より美味しそうに見せます。

7. 湯気やシズル感
ソースを垂らしたり、水滴をつけたりしてみずみずしさを強調します。

8. ストーリー性を意識する
お料理をサービスする順番も大切ですが、メインを中央に配置し「食べる瞬間」を演出するとリアルな雰囲気がでます。

ほんの少しの工夫で料理写真のクオリティがぐっと上がるので、試してみてください!

【料理撮影の撮影実習講座】も随時行っておりますので、お気軽にお申し込みください。
講習時間:1時間半
講習費用:2名様以上 おひとり¥9,000
フォトスタジオ栄光社:宮本博文(日本広告写真家協会正会員)
お問い合わせ・お申し込みは info@eikosha-aidma.com
「料理撮影実習」係まで。




料理撮影

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Mybestpro Members

宮本博文
専門家

宮本博文(カメラマン)

フォトスタジオ栄光社/コマーシャルスタジオAIDMA

日藝写真学科時恩師の『写真の伝道師たれ』を兵庫県で実践。企業の撮影コンサルティングや広告写真撮影、写真館としての記憶に残る撮影、又写真講座などを行い「写真楽=写真の楽しさ」をお伝えしています。

宮本博文プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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