森川美穂をお祝いする
5月を振り返って、ご家族の様々な記念日の撮影を通じて、一枚の写真の持つ力を、しっかりと感じさせていただきました。
ついこの前だったよね。マタニティー撮影のお客様が「産まれました!」ということでお宮参り記念撮影にお越しくださいました。あの撮影の時にはママのお腹に居たんだよね・・・感激。
いつもと変わらない笑顔で家族全員の撮影。その数日後にお病気で亡くなられたことを2年経ってからお聞きし・・・
「あの時の笑顔の写真が遺影になりました。ありがとうございました」お役に立てた喜びよりも苦しさのほうが・・・後悔。
89組の金婚記念のご夫婦が、照れながら腕組みする光景に「本当に今日まで二人一緒に元気でこられたことは幸せです」互いにいたわりながらスタジオでお話しされる姿に・・・感動。
そして本日、幼馴染の友人の聖火ランナーとしての勇姿を撮影。これは、個人に止まらず地域を代表する貴重な機会です。写真人として、撮らないといけない!・・・嬉しい使命感。
「写真は記憶のスイッチが一瞬に入る」過去の思い出が現在のように蘇るのです。
写真を生業とする私たちは「一番綺麗な時の演出家」としてさらに飛躍し続け、最高の一枚を撮る責任がありますね。