一所(ひとところ)の山田町で懸命に生きる商業者の姿

宮本博文

宮本博文

東日本大震災一年目の商業者の今、写真展の記憶

10年の節目に決して忘れていけないと書き綴りました。

一所(ひとところ)の山田町で懸命に生きる商業者の姿を写真に収め、2012.3月に加西市役所で開催させていただきました。
そして私達も、一緒に想いを共有しながら懸命に生きることを学ぶ。普通の生活が幸せ、当たり前ほど幸せなことは無い。

展示写真は、撮影時のフレーミングを大事にしたかったので、トリミング(部分拡大)は全くしませんでした。

山田町の多くの店主の皆様にご協力いただきました。そしてたくさんの元気をもらいました。

「横田屋商店」「竹内商店」「佐野魚店」「阿部永商店」「アベスポーツ」

「あかとんぼ」「鈴円商店」「双葉ふとん店」「シューズササキ」

「フローリストばば」「大手書店」「マツモト」「写真屋KON」

「永瀬輪業商会」「ヘアーサロンみなと織笠」「山﨑タクシー」の皆様方。

そして、この撮影の事前許可の段取りをして下さった商業事業協同組合理事長の松本さん、事務局の橋場さん。

国道沿いの一等地で大きな店舗でご商売されていた阿部さん
今は、宮古市の奥様の実家から毎日通い、携帯電話対応のみで金物卸や
合鍵の作成でご商売されています。

お仕事の電話かかっていたのに、二日間の撮影に同行いただきました。
高台の自動車道から町を見下ろせる場所に連れて行ってくれたこと今でもわすれません。
お時間とらせてしまいました。すみません。

学校帰りの女の子ふたり。
君たちの笑顔に安心しました。山田町を育むのは君たちです。
その準備は私達大人が頑張ります。

ふるさとを大切にしてください。

最後に、この取材の為にご尽力いただいた加西商工会議所並びに
加西市役所担当者の皆様、そして加西市商店連合会ポイントカード事業委員会加盟店の皆様の応援があればこそ実現できたと感謝しております。










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