コインパーキング経営の利回り
都合の良い場所に駐車場が見当たらない
車を運転する人なら、「少しだけ…」の気分で駐車違反を悪気なくしてしまった、ということはあるのではないでしょうか?
そして、運悪く黄色い「張り紙」が貼られていた…そんな経験は少なくとも1度くらいはあるのではないではないかと思います。
もちろん無傷のゴールド免許の方も沢山おられるでしょう。
いずれにせよ、駐車したいのにパーキングがみつからない…ということは、よくあることです。
これら駐車にまつわるできごとは、何を意味するのかというと、便利な所に都合の良い駐車場が少ないということを意味します。
そして、その現状はビジネスチャンスであるということがはっきり裏付けられるのです。
以前にも増して、ドライバーたちは駐車場を探しています。
なぜかと言うと、駐車禁止の取り締まりが強化されるようになったからです。
駐禁の取り締まりが強化し、路上駐車は不可能の時代へ
実は2006年度から道路交通法が改正されました。これを契機に駐車禁止の取り締まりが強化され始めたのです。
改正以前なら、警察官が違法駐車の車のタイヤ、路面などにチョークで印をつけ、その後一定期間が経過すれば、「駐車違反」として処罰していました。
ところが、新制度では、取り締まりに民間委託を導入、その結果、なんと約1600人もの駐車監視員が全国各地に動員されることになったのです。
監視員たちは、都道府県の公安委員会の講習を受講後、試験に合格したプロ集団で、違反車をみつけるのが仕事ですから、必然と取り締まりも厳しくなります。
改正以前は、約3割のドライバーが反則金を払わないまま無罪放免となってしまったそうです。
新制度は、そんなに甘くなく、場合によっては、運転禁止令や車検が受けられない、などの措置がとられます。
新しい制度がスタート後、大阪中心部では、渋滞時間が半分に減少しました。
また、宅配業界は有料駐車場と新たに契約を結んだところもあるそうです。
となると、どういうことか、お気づきですね。
道路交通法の改正後、コインパーキングの需要が高まり増加しています。
コインパーキングビジネスは、今、躍進中であり、ますます拡大されることが予測されているのです。
景気の善し悪しに左右されず、どちらにとってもメリット
景気もコインパーキングビジネスにとっては、追い風になっています。
リーマンショックからの長引く不況も、コインパーキングビジネスには好景気でした。
なぜなら、不況で月極駐車場の空き室が増えました。それは、車を保有する人が少なくなってきたことを示します。一見、駐車場ビジネスにデメリットと思われることですが、実は、真逆で、月極からコインパーキングへと転用する人が進み、結果的にはコインパーキングは好景気となりました。
また不況で遊休地が増えたことも、コインパーキングビジネスにはラッキーなことでした。
その後、景気が回復し、ビルやマンションが増えたにも関わらず、駐車場は依然として不足したままです。コインパーキングのニーズはうなぎ上りとなっています。
コインパーキングは不況の時は好景気に、また景気の良い時はさらによく…景気の善し悪しのどちらにとってもメリットがある、驚くべきビジネスなのです。
もし遊休地をお持ちなら、コインパーキングを始めるチャンスです。
立体駐車場のように莫大な建設費がかからず、機器が安くなったことから、初期費用が低く、無人で良いので、人件費もかかりません。
また「24時間営業」も可能です。低コストでオーナーが自主運営しやすいというところが魅力でしょう。
遊休地がおありなら、躍進中のコインパーキングをおすすめします。