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倉迫貴一

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コラム

ダイヤモンド四番目のC【カット】って?

ダイヤモンド

2010年12月6日 / 2014年7月4日更新


さて、今日はダイヤモンド4Cの四番目のC「カット」についてお送りします。

ダイヤモンドのカットには最も一般的に施される「ラウンドブリリアントカット」以外にも様々な種類がありますが、4Cで評価の対象となるのは「ラウンドブリリアントカット」だけです。

カットが他のCと決定的に違うのは、カラー、クラリティが基本的に自然から生まれたままの要素なのに対して、カットは熟練の職人の手によって行われているということです。ダイヤモンドは原石のままだと、皆さんがイメージされるような7色のきらめきはありません。適切なカットが施されてはじめて美しい輝きを放ちます。

カットの評価はダイヤモンドディメンションと呼ばれる自動計測器でプロポーションを測定し、GIAの3,850万通り以上のデータベースと照合したうえで、目視評価を行い、総合評価で「エクセレント」から「プア」まで5段階で評価されます。

プロポーションについては自動的に測定されますが、目視評価ではシンメトリー(対称性)、ポリッシュ(研磨状態)などについて評価していきます。ダイヤモンドは立体物であるため、プロポーションは各部の寸法の平均値で算出されますが、各部の平均寸法でプロポーションが優れていても、対称性がとれていなかったり、58面の1面1面の研磨が荒ければダイヤモンドの輝きを引き出すことは難しいでしょう。したがってシンメトリーとポリッシュにも5段階の評価がつけられます。通常、総合評価でエクセレントの評価を得るには、プロポーションでエクセレントの条件を満たした上で、シンメトリー、ポリッシュについてもベリーグッド以上の評価を得ることが求められます。そして総合評価、シンメトリー、ポリッシュすべてがエクセレントのものを「トリプルエクセレント」と呼びます。

また、3次元的に対称性が優れているダイヤモンドには上側から見たときに「キューピッドの矢模様」が、下側から見たときには「ハート模様」が見えることがあります。この現象を「ハート&キューピッド」(H&C)と呼び、別途サブレポートが発行されます。

つまり現行のカット基準においては「トリプルエクセレント・ハート&キューピッド」が最高の評価ということになります。

カット評価については2006年に改定がありましたが、このカットが最高のカットというものは発見されていません。エクセレントの評価を得たものは優れたカットには違いありませんが、近年では別のカットでもそれに匹敵するようなカットが存在することが科学的に証明されてきているようです。

カット評価の高いものが美しい輝きを放つことは間違いありませんが、ダイヤモンドは同じグレードでもまったく同じものはありません。ダイヤモンドをお選びになるときは現物の輝きを確かめて、お選びいただくことが重要だと思います。まさに百聞は一見にしかず!です。

次回ではダイヤモンド4Cのまとめをお送りしたいと思っています。



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