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ダイヤモンド二番目のC【カラー】って?

2010年12月4日 公開 / 2014年7月4日更新

テーマ:ダイヤモンド

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

コラムキーワード: ダイヤモンド 選び方

ダイヤモンドのカラーについて
昨日、店の前の街路樹が剪定されたため、落ち葉がぐんと減り、今日の朝は歩道を掃くのがとても楽々でした。街路樹の葉がなくなると、「いよいよ冬が来たなあ」、と感じます。

さて、今日は昨日の「カラット」に続き二番目のC「カラー」について説明していきたいと思います。ダイヤモンドのカラーといえば、イエローやブラウン、ピンクにブルー、グリーンにバイオレット、なかにはレッドなんかもあるってご存知でしたか?ダイヤモンドといえば無色透明なものがまずイメージされますが、実は数多くの色のある宝石なんです。ただこれらのカラーダイヤモンドは非常に珍しいものです。

4Cでいうカラーグレードはこのようなカラーダイヤモンドを評価するものではありません。4Cのカラーグレードは無色透明(Dカラー)からライトイエロー(Zカラー)までのダイヤモンドを評価します。

完全無色といってもいいDカラーからE、F、Gとアルファベットが進むごとにだんだんと黄色味を帯びてきます。ただ、D~Fカラーまでは単独で見たときに無色に見えるということで別名カラーレスとも呼ばれます。Fカラーくらいまでは指輪にしたときの違いは分かりにくいと思います。実際、店頭でもお客様にDカラーとFカラーのダイヤモンドルース(何も加工していない、裸のダイヤモンド)を並べてお見せしても、判別は難しい場合が多いのですが、これがGカラーやHカラーと比べると違いを感じられる方がぐんと増えます。Dカラーが理想的ではありますが、婚約指輪に使用するダイヤモンドの場合Fカラーくらいまでだとほとんど遜色ないものができると思います。

次回は三番目のC「クラリティ」について触れていきたいと思います。

この記事を書いたプロ

倉迫貴一

ジュエリーリフォームとオーダーメイドのプロ

倉迫貴一(KOUKI倉迫(有限会社 コウキ倉迫))

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