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小規模企業や創業間もない企業様にも財務部長は必要です。

2014年12月7日

テーマ:経営

コラムカテゴリ:ビジネス

■中堅以上の企業規模になれば、社長は必ず財務部長を探しま
す。便利で必要だからです。

○投資や経費の増減などを伴う経営判断を行う時には、必ず財
務部長に指示します。
『◇◇…したいけど、資金繰りはどうなる?収益にはどう影響
する?』と尋ねます。

○資金調達や銀行対応は財務部長主導で行い、社長は、必要な
時にのみ対応します。
資料作りから対応までの大半の業務を財務部長が行います。

○財務部長の継続的な業務はたくさんあります。
売上や経費の状況などを把握しながら、収益、特に資金繰りに
は注意を払います。資金繰りに窮するような状況にならないよ
うに、早め早めに社長に対応策を提言します。

■一方、小規模企業や創業間もない会社に財務部長は存在しま
せん。何故でしょうか?

○不要なのでしょうか?いいえ、必要です。
中堅規模の企業に比べて、財務部長の出番は少なくなりますが、
その必要性は変わりません。必要です。

■必要なのに、何故、雇用しないのでしょうか?

○理由1:コストが合わないからです。
財務部長もピンキリです。優秀なスキルを持ち合わせた財務部
長を雇用しようとすると、年収で600~800万円程度は必要にな
ります。小規模企業や創業間もない企業には負担しにくい費用
です。

○理由2:オーバースペックでもあります。
毎日財務部長が出社しても、その時間に見合う業務は存在しま
せん。月一回~週一回程度の業務量が見込まれます。こんな勤
務形態は難しいですし、この勤務形態であっても、該当する人
物が優秀であるなら、月額五万円以下のコストでは済まないは
ずです。

小規模企業や創業間もない会社にも財務部長は必要であるにも
関わらず、財務部長を雇用できないのは、上記の理由です。

■財務部長不在の小規模企業や創業間もない企業は、どう対応
しているのでしょうか?

○財務部長の代わりを社長が行っています。
財務に知見の深い社長は、財務部長の業務を自らで支障なく行
っています。ただし、本来社長が経営に費やすべき時間を削っ
ています。また、銀行対応などには、わずらわしさを感じてお
られるはずです。

○多くは、財務部長不在、財務無策な経営になっています。
財務に知見の深い社長はほとんどおられません。財務的知見を
持たない状況での経営、財務無策が続いています。
・運?が悪ければ破たんします。
・運?が良ければ乗り切れます。この会社様でも、本当は多く
 の損(無知の損)をしていますが、それにすら気づいていま
 せん。
・財務部長を雇える規模になれば、財務部長を雇用します。薄
々、その必要性を理解しているからです。

■小規模企業や創業間もない企業にも、財務部長機能を提供し
ます。

我々『新・税理士』は財務部長が必要とするスキルの習得に励
んでいます。税務申告業務+『財務・金融』分野のスキルです。
多くの事例研究を経て、有事である金融機関対応ノウハウも豊
富です。多くのクライアントの『財務部長業務』を兼任するた
め、ある意味幅広い知見を有しています。
また、税務顧問業務の中で、企業様の経営数字を継続的にお預
かりしています。試算表としてまとめ上げています。この数字
と継続的な関係を上手に利用すれば、貴社の財務部長業務を廉
価で代行できます。
『新・税理士』が貴社の財務部長業務を代行することが最も合
理的です。

■小規模企業や創業間もない企業経営者様

月額35,000円~50,000円で、貴社の財務部長代行業務をお引き
受けする、当事務所の『資金繰り円滑化サービス』をご活用く
ださい。
こんなに便利な財務部長、持ってみると、中堅以上の会社には
絶対に存在する理由がよくわかります。また、『資金繰りに窮
して苦しむリスク』を大幅に低減できます。
まずは、ご相談ください。

この記事を書いたプロ

石田雄二

会社設立と銀行融資のプロ

石田雄二(石田雄二税理士事務所)

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