祖母の実印、どれくらいのものがいい?
「実印を作りたいんですが、どの印材がいいんでしょうか?」
横田印房の店頭で、こうしたご相談をよくいただきます。
ショーケースに並ぶ印材を前にすると、迷ってしまう方がほとんどです。
それぞれに違った魅力があるので、当然のことだと思います。
今日は、実印として選ばれることが多い人気の印材を、3つご紹介します。
1. 黒水牛 実印で迷ったらコレ!
最も多くの方に選ばれているのが、黒水牛です。
水牛の角を加工した印材で、黒色が特徴です。
実印は黒色という感想をよく頂き、風格を感じさせてくれます。
価格も比較的求めやすく、選びやすい印材です。
ただし、乾燥や虫害に弱い面もあるため、専用ケースでの保管をおすすめしています。
2. 柘植(つげ) 木の温もりを宿す
昔から印材として親しまれてきたのが、柘植です。
きめ細かく、粘りのある木質で、実印にも適した印材です。
「自然のものを身近に置きたい」という方に、長く選ばれ続けています。
きちんと手入れをすれば、何十年もお使いいただける丈夫な印材です。
3. 象牙 一生使える最高峰の印材
実印の最高峰として、長く愛され続けているのが象牙です。
捺印した時の美しい印影は、他の印材では得られない味わいがあります。
また、長年使い込むことで、淡い桜色へと変化していくのも象牙ならではの魅力です。
「孫の代まで使えるものを」とお考えの方に、ぜひ選んでいただきたい印材です。
価格は高くなりますが、その分、人生を共にする一本としての風格があります。
選び方は「使う場面」と「想い」で決まる
人気の印材を3つご紹介しましたが、「どれが一番いいか」は、実は人によって違います。
たくさん使うのか、人生の節目だけに使うのか。
自分用なのか、誰かへの贈り物なのか。
そうした「使う場面」と「込めたい想い」によって、ふさわしい印材は変わってきます。
横田印房では、累計50万本の手仕上げ実印を製作してきた経験から、お一人おひとりに合った印材をご提案しています。
実印は、これから先の人生を共にする一本です。
迷われるのは当然ですので、どうかお気軽にご相談ください。
画数の相談や印材選びのご相談も、お気軽にどうぞ。
実際に印材を手に取って、重みや手触りをお確かめいただけます。


