麻布大学獣医学部過去問を10年分解いて分かったこと英語番外編

2017年7月25日公開 / 2021年2月18日更新

私大の獣医学部にどうしても合格したいアナタに。
大学受験ストラテジスト　加藤　哲也　が、麻布大学獣医学部　一般入試の過去問を10年分解いて見つけた攻略ポイントをシリーズでコラムにまとめました。実は、麻布大学の英語過去問は、他大学受験を考える場合にも極めて有効なのです。今回は、麻布大学の合格戦略とは少し話がそれるため「番外編」とします。

【傾向】専門用語が多いが､難易度の易しい英語長文

シリーズでお伝えしていますが、麻布大学獣医学部の一般入試の英語問題の傾向として､以下のようなの特徴が有ります。
●長文の長さは500字程度。
●出題テーマは「獣医に関わること」「環境問題・生態系のこと」の２題が定番
●専門用語が多く、独特の単語力が必要。ただし長文自体は難解ではない
実は、この傾向によく似た英語長文を出題する大学を見つけました。

【傾向】酪農学園大学獣医学部推薦入試の英語長文

私大の獣医学部がある大学の中でも、英語の難易度が高いことで知られているのが、酪農学園大学獣医学部。推薦入試では、小論文課題の中に、英文の400字要約が出題されます。
実は、出題されるテーマは、生態系や環境問題、獣医にまつわるネタなど、かなり絞られています。設問などの出題構成が違うだけで、単語数・出題テーマ・必要な単語はほぼ同じだと見なしてよいです。獣医学部対策の英語長文の訓練としては、理想的な入試問題だと見なしてよいでしょう。

【酪農学園大学受験生サイト　推薦入試】
http://nyushi.rakuno.ac.jp/guidance/guidance02/

【結論】酪農学園大学推薦入試の英語対策に麻布の過去問!!

獣医学部入試のための英語対策としては、難解な専門単語の習得や、雑学的な予備知識の習得にとても効果的です。また、酪農学園大学の入試問題のように、日本語要約をする場合には、多くの予備知識を持っておくことが極めて有効になります!!
【オススメポイント】
●どうしても、酪農学園大学への推薦入試にこだわる
●英語が苦手で長文に慣れない
●知らない専門用語が多くて読み進められない
こんな悩みを持っているのなら、いますぐ、麻布大学の過去問に取り組んでみて下さい。そして、知らない単語を地道に覚えていきましょう。
すばやく長文が読めるようになったら、次にやるべき事は、400字要約の訓練です。

【私大獣医学部合格ストラテジー】
「浪人生。獣医学部推薦入試で合格したい。対策は??」保護者様からの質問に答えます。
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1823/
#1 麻布大学獣医学部の過去問を10年分解いて分かったこと英語前編
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1926/
#2 麻布大学獣医学部の過去問を10年分解いて分かったこと英語後編
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1969/
#3 麻布大学獣医学部　数学の過去問を10年分解いて分かったこと
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/1927/
#4 麻布大学獣医学部過去問を10年分解いて分かったこと英語番外編
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2011/
#5　私大獣医の公募推薦は「志望理由書」が合否を分ける!!
http://mbp-japan.com/gifu/kikyokai/column/2107/