目の前の子どもを見守る
大型連休が始まり、この機会に日常生活から離れて、心をリフレッシュしたり、教養を高めたり、人間関係を強めたり、さまざまな形で、休日を利用される人々の姿が報道されています。
見方を変えて見てみると、これらは、人々の欲求を満足させるための活動と見る事ができます。
マズローの欲求5段階説で整理すると、今、満たされていない欲求を満たすための行動をしている事がよくわかります。
マズローの欲求5段階説
①生理的欲求
「食欲」「睡眠欲」「性欲」「排泄欲」など生きたい欲求
②安全の欲求
「身体的安全」「心理的安全」「経済的安全」に関わる安全、安心でいたい欲求
③社会的欲求
「帰属や所属」に関わる一緒にいたいとか愛されたいという欲求
④承認欲求
「出世欲」「名誉欲」「支配欲」「自己顕示欲」など認められたい欲求
⑤自己実現欲求
「目標達成」や「自己実現」など成長したい欲求
低次元の基本的な欲求が満たされることで、次の欲求が行動を支配するという考え
日々の生活では、⑤の自己実現を目指している人が多くいます。
この行動をするためには、④や③を満たす必要があります。
この事を意識せず、無意識的に動いているのが私たちのように思います。
これを意識すると、その行動の質が上がります。
「みんなが旅行に行くから。」
「せっかく時間があるのに何もしないのももったいない。」
「話題がないとついていけない。」
などと、場の雰囲気に流されて行動することにはならず、目的的になると思います。
「仲良く過ごすためにこんな事も取り入れてみよう。
「これをすると、関係が深まるはずだ。」
「こんな情報を手に入れると今後に役立ちそうだ。」
となり、積極的に行動することになります。
長い連休を充実させるためにも、自分を見つめて、自分をより生かす行動ができるといいなあと思います。